ストレスがお腹の調子に出やすい人に!腸活ストレッチ|セルフ整体教室

公開日:2021.4.9

更新日:2021.4.9

ストレスがお腹の調子に出やすい人に!腸活ストレッチ|セルフ整体教室

腸とメンタルには、密接な関係があるといわれています。ストレスを感じているときこそ、簡単なセルフ整体&ストレッチで腸の働きを整え、便秘を改善しましょう。

この記事の監修:木幡洋一さん、田中千哉さん

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[写真左]木幡洋一さん:for.R整体院代表。2008年、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修了。社会人大学院(MBA)向け予備校講師を経て、(株)for.R代表取締役に。テレビ・雑誌など多くのメディアで監修をしている。

[写真右]田中千哉さん:for.R整体院院長。2000年より村上整体専門医学院にてカイロプラクティック、整体などを学ぶ。2008年にfor.R整体院をオープン。施術の他、各種メディアでの監修、企業向けのストレッチ講座の開催、ヨガスタジオや他院にて解剖学を教えるなど、多方面で活動中。

for.R整体院 https://www.for-r.net/

ストレスが腸の調子を崩す原因に?!

「緊張したらお腹が痛くなった」「大事なテストの日にお腹をこわしてしまった」などの経験がある人は多いのではないでしょうか?

これは、腸と脳が自律神経を介して密接に関わり合っているから。「脳腸相関(のうちょうそうかん)」とも呼ばれます。

脳は、ストレスの影響を強く受けます。そのため、便秘や下痢、ガス腹といったお腹の不調は、ストレスが原因で起こっている可能性もあるのです。

「仕事が忙しい時期は便秘気味になる」「イヤなことがあるとお腹の調子が悪くなる」などの心当たりがある人は、寝たままできるストレッチを試してみましょう。

おやすみ前に、紹介するストレッチをして自律神経を整えると、寝つきも良くなりますよ!
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腸のこわばりを取る「6点マッサージ」

最初に紹介するのは、手でお腹を刺激し、腸の動きをうながして便秘を改善するマッサージ。

はじめに全身にギュッと力を入れると、そのあと体の力が抜けやすくなり、副交感神経が優位になります。

その状態で、大腸の流れに沿って腸をやさしく刺激すれば、お腹のこわばりが取れ、腸の内容物がスムーズに流れるようになります。

<やり方>
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(1)あお向けに寝る。5秒間、全身にギュッと力を入れた後、脱力する。これを3回繰り返す。
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(2)両ひざを曲げる。両手のひらを重ねてお腹に当て、右下→右上→みぞおち→左上→左下→へその下の順に、ゆっくりとさする。手を右下から左上まで動かすときに息を吸い、左上から右下まで動かすときに息を吐く。これを3周行う。
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(3)両手の指先を重ねてお腹に当て、右下→右上→みぞおち→左上→左下→へその下の6カ所を、順番に優しく押す。押すときは息を吐きながら、力が強くなりすぎないように注意する。これを2周行う。

動画でチェック!

腸のこわばりを取る「6点マッサージ」

筋肉を刺激して腸を動かす「腰ひねりストレッチ」

ストレスで腸の調子が悪いときは、お腹や腰の筋肉がこわばり気味になっています。すると腸がうまく働かず、便秘の原因に。

腰からゆっくりとひねる動きで全身の血流を上げ、腸にも心地よい刺激を与えると、便秘の改善につながります。

ひねるときに、無理をするのはNG。体が自然に止まるところまで動かすだけでも、十分な効果が得られます。

<やり方>
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(1)あお向けになり、両手を上げる。息を吐きながら体をぐーっと伸ばしたら、そのまま呼吸を3回繰り返す。
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(2)両手を肩の高さで広げ、両ひざを曲げる。左足のくるぶしを右ひざにかけ、息を吐きながら、両脚をゆっくりと左側に倒す。倒れたところでキープし、5回呼吸を繰り返す。息を吸いながら元の姿勢に戻り、反対側も同様に行う。

動画でチェック!

筋肉を刺激して腸を動かす「腰ひねりストレッチ」

お腹のハリを取る「ゆらゆらストレッチ」

最後に紹介するのは、ガス腹を改善するストレッチです。

ひざを抱えることで、一時的にお腹を圧迫します。その後すぐに開放すると、お腹の血流がアップ。新鮮な血液が腸へと送られます。

さらに、ゆらゆらと体を動かせば腸が刺激され、しっかり働くようになります。お腹のハリにも、便秘にも効果的なストレッチです。

<やり方>
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(1)あお向けになり、両ひざを曲げる。息を吐きながら右ひざを両手で抱えて胸に引き寄せる。一度息を吸い、再度吐きながら左ひざを胸へと引き寄せ、両ひざを両手で抱える。その姿勢で、呼吸を5回繰り返す。
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(2)自然に呼吸をしながら、両ひざを前後に軽く揺らす。その後、左右に両ひざを小さく揺らす。息を吐きながら、元の姿勢に戻る。

動画でチェック!

お腹のハリを取る「ゆらゆらストレッチ」

ストレスを減らして、自律神経から腸を整えよう

心と腸は、切っても切れない関係です。ストレスによって自律神経が乱れると、腸は正常な働きができません。すると便秘やガス腹など、腸の不調の原因となります。

仕事や家事で、毎日忙しい現代人。ストレスフリーな生活を送るのは、なかなか難しいかもしれません。

でも、寝る前の腸活ストレッチを習慣化すれば、お腹のトラブルはかなりラクになりますよ。

今回ご紹介したストレッチは、基本的にはいつ行ってもOK。

横になって行うものなので、寝る前の習慣にするのがおすすめ。ただし、食事の後は1~2時間あけてから行いましょう。

また、妊娠中の人や、内臓疾患がある人は避けてください。

腸活ストレッチで、便もストレスも溜め込まない生活を目指しましょう!

撮影/福島章公