脳科学・心理学が解明「誰でも幸せになれる方法」

公開日:2018.11.3

更新日:2018.11.3

脳科学・心理学が解明「誰でも幸せになれる方法」

幸せは誰かが与えてくれるものでなく、習慣や思考から生まれてくるもの。そして、脳の働きや感情をコントロールすることで幸福度は高められます。脳科学・心理学の力を借りて、幸せ体質になりましょう!

脳が健康な人は幸せを感じやすい

幸せホルモンと呼ばれる、脳内の神経伝達物質・セロトニンやホルモンのオキシトシンがよく出る人は、小さなことでも幸せを感じられます。逆に分泌が少ないと心が不安定になり、後ろ向き思考に。ホルモン分泌に働くのは、早寝早起きや睡眠、運動など基本的なこと。生活習慣を改善すると幸せを感じやすくなります。
心から楽しいと言える人生が送れる「幸せ体質」になるために、下記にご紹介するハッピー習慣を始めましょう!

「脳科学」が教える幸せ習慣

起きてすぐ朝日を浴びると脳内にセロトニンが分泌

幸せホルモン・セロトニンは、目覚めに太陽の光を浴びると刺激され、脳内に放出されます。朝起きたらカーテンをあけて日差しを取り込んで。朝、セロトニンが分泌されると、体内リズムが整い安眠効果も。夜の良質な睡眠は、成長ホルモンをアップさせます。

人と親密な交流をするとオキシトシンが分泌

人と一緒に目的を達成するような、親密感のある交流で、オキシトシンが分泌されます。カラオケで肩を並べて歌う、一緒に登山をするなど、一歩近づく行動で多幸感を味わって。SNSやメールより、顔を見る付き合いが効きます。

リズム運動をするとセロトニンが活性化

リズミカルな運動でセロトニンが活性化します。ウォーキングやスロージョギング、なわとびなど、一定のリズムで体を動かすと、精神が安定して幸福を感じやすくなります。運動は自律神経を整える効果もあり、心のリラックスに最適。

ぼんやり時間を持って脳をリセット

1日1回は、何も考えずにぼんやり過ごす「脳の休憩時間」を確保して。環境を変えるためにカフェに行き、30分くらいボーっとするのがおすすめ。何にもとらわれない時間で脳がリセットされ、心が晴れやかに。

脳をあきさせないために同じパターンを続けない

幸せ脳を作るコツは、脳をあきさせないこと。たまには違うグループの友達と交流してみる、行ったことのないお店に入ってみる、新しい料理にチャレンジするなど、日々新しい刺激を与えることが大切。

「心理学」が教える幸せ習慣

ストレスになることを忘れ、ネガティブな感情を減らす

どうにもならないことをクヨクヨ考える「反芻思考」は、幸せを遠ざけるので時間をおいて考え直すようにして。また、嫌いな人に対して腹を立て続けていると、その感情に縛られて自分が不幸せに。ネガティブ感情は早めに捨てましょう。

自分や人の長所に着目しポジティブな感情を高める

他人にあって自分にないものがあるのは当然。人をうらやむことをやめて、自分の「いいところ」に目を向けて。自分の強みがわかると、物事が好転して幸せ人生にシフト。比べるのをやめるだけで、人の長所も短所も認められ、楽観的になり幸せに近づけます。

「幸せ体質」になると、加齢とともに起こる体の衰えや悲しい現実に直面しても、たくましく乗り越えられます。幸せな人生を歩んでいきましょう!

この記事の監修

渡辺 誠さん

ポジティブイノベーションセンター代表理事。ポジティブ心理学で幸せになる方法を提唱。『幸せがずっと続く12の行動習慣』(日本実業出版社 ¥1,728)を監修。

霜田里絵さん

銀座内科・神経内科クリニック院長。脳梗塞などの疾患の他、脳のアンチエイジング法も提案。著書に『「美人脳」のつくりかた』(マガジンハウス ¥1,512)他。

イラスト/チブカマミ
(からだにいいこと2016年8月号より)