消費税UPに負けない!『トクする家計術❷実践編』UP前にすべきこと、UP後の節約術

公開日:2019.9.17

更新日:2019.9.17

消費税UPに負けない!『トクする家計術❷実践編』UP前にすべきこと、UP後の節約術

来たる10月1日、いよいよ消費税が8%から10%に上がります。基礎編に続き、実践編では9月中に買うべきもの、買わない方がいいものの見分けを具体的に解説。10月の増税後のイチ押し節約術も必見です!

買いだめならどれ? 買ってもムダなのは?

増税されるものの中にも、今買うべきものとそうでないものがあります。基礎編に続いて、さらに細かくポイントを解説します。ココを読んだら、いざ買い物へGO!
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コスメや風邪薬、インプラント等の保険適用外の施術は、基本的に値下がりせず、割と高額。増税前に買う・施術を受けるのは正解。

サプリは「食品」扱いで増税されないので、買いだめ不要。ラベルに「〇〇食品」とあれば、薬ではなくサプリです。
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ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品は、安いので買いだめてもあまり得しない上に、かさばってスペースが取られます。買いだめ不要!
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季節のセールなどで、半額以下になることもあるのが衣類。値段の変動が激しいので、増税前だからと焦って買うと、かえって損してしまうかも。
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家電製品も、値崩れする商品のうちの1つ。今買うよりも、新製品の発売直前に、型落ち製品を底値で買う方が得。約半額になることも。
ただし例外あり!
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【高級家電】
ダイソンなどのブランドの高級家電は値下がりしにくいので、欲しいなら今買うのもアリ。

【白物家電】
白物家電の新製品が出るのは10月。9月に型落ち品が出回るため、今買うと安いかも。

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トイレやキッチンなどのリフォームは高額になりがち。
2%の差が大きな金額になるので、リフォーム予定があるならぜひ今のうちに。

【引き渡しは必ず9月中に終えて】
今から契約する場合、引き渡しが10 月以降になると増税されます。必ず9月中に終えて。

「次世代住宅ポイント」制度

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10月以降に住宅リフォームが終わる場合、食品などと交換できるポイントを政府からもらえることが。申請の要件は例えば、住宅にエコ機能をつけることなど。
増税前にリフォームするより、こちらの方がお得な場合も。
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食品は増税されないので買いだめ不要。外食は増税対象ですが食べだめできないので、どうしても行きたい店でない限り行かないこと。

増税されるお酒も買い置きしないでOK。ストックがあるとつい余分に飲んでしまうので、買いだめ不要です。

食べ物の増税 Q&A

増税される? されない? 外食関係の、ややこし~い疑問に答えます!
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会計時に「ここで食べる」と申告すると、外食扱いで10%に! 
申告せずともイートインを使っていいそうなので、ここは……。

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基本的には“ただの食品の販売”扱いで8%。ただし、座席で飲食物を注文できて運んでもらう場合は10%に。
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料理をただ配達してもらうのがデリバリー。
配達に加えて、配膳や調理など「特別な作業」がプラスされるとケータリング。
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みりんはアルコール度数が1%以上あるものは、お酒扱いで10%に増税対象。

今やると後で得するコト

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電車の切符・回数券や遊園地のチケットなどは、増税前に買ったものでも10月以降も使えます。9月中に年パスや定期券を買うと〇。
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チケットや回数券には通常、有効期限があります。使いきれる枚数だけ買いましょう。
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特定の雑誌を毎月買っていたり、フィットネスなどの習い事に行っている人は、できるだけ1年分を一括で前払いして。増税前の値段のままで増税後の分も支払えます。
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年間契約したからお得になった……と油断するのは禁物。
毎月支払うタイプの契約なら、10月以降の支払い分は増税に。
9月末までの一括払いになっているか、必ず確認を!

2%の増税分くらいとり戻す!10月以降のイチ押し節約術

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中古の商品を買う時、普通のお店で買うと消費税がかかってしまいます。
メルカリなどのフリマアプリで、個人から購入すれば消費税はかかりません。
増税後はぜひフリマアプリの活用を。
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キャッシュレス決済とは、クレカや電子マネー、〇〇Payなど現金以外の電子決済で支払うこと。
今年の10月から2020年6月まで、この方法で決済すると、2~5%ほどポイントが還元されます。還元ポイントで買い物もできるので、ぜひ使ってみて。※特定の店舗のみ。
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外食は増税で10%、デリバリーは8%のまま。食事を作りたくない時はデリバリーを頼んで。最近は「Uber Eats(ウーバーイーツ)」など、一般のレストランから料理を宅配するサービスもあります。
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車から服、家具までいろいろなものをシェア・レンタルするサービスが流行中。特に車など維持費がかかるものは、借りる方が買うよりコストが低くなることも。家計を見直し、シェアサービスを使ってみて。
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2020年から、電力を自由に民間企業から買えるようになるので、電力会社の変更を検討してみて。各の資料を比較し、より安いプランをさがすと◎。
プランが複雑なもの、制限が多いもの、ポイント還元されるものは、一見安く見えても違約金が発生することも。避けるのが賢明。
10月1日からの増税まで、残すところわずか。ムードに踊らされず、賢く節約してくださいね!

この記事の監修

丸山晴美さん

ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。TVや雑誌で幅広く活躍。著書に『定年後に必要なお金「新・基本のキ」』(宝島社)他、多数。
イラスト/藤井昌子
(からだにいいこと2019年10月号より)