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安室奈美恵さんの引退に学ぶ「正しい引き時、逃げ時」

20年以上トップアーティストとして活躍してきた安室奈美恵さんが、今年引退。新たな一歩を踏み出そうとする決断は、人々に大きな影響を与えました。悩みやストレスを抱えながら生きる私たちの背中を押すエールと感じた人も多いでしょう。やめる勇気を持って、自分を大切にする姿勢を見習いたいですね。

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からだにいいこと2018年2月号誌面

からだにいいこと2018年2月号誌面

真面目で一生懸命な人ほど、無理してがんばり続ける

安室奈美恵さんのように「次の一歩を踏み出したい」と思っても、二の足を踏んでしまう。こんな経験は誰にでもあるはず。特に、真面目で一生懸命な人ほど、体や心に不調を感じても、周囲に迷惑をかけるからと無理しがち。つらい状態が慢性化すると、脳疲労を起こし「まだがんばれる」と自分の状態を誤認識してしまいます。

つらいことから離れると楽になれる。無理しないで!

つらい状況から離れたいと思っても、会社や人間関係から「逃げ」られないとガマンしていませんか? そんなときは、「逃げる」のではなく、「充電する」「休息する」などの言葉に変換すると、離れることを受け入れることができるでしょう。心身が疲れ果てる前に、一歩を踏み出すと楽になれますよ。無理しなくていいのです。

安室奈美恵さんから学ぶ、やめる勇気が出る6つのキーワードを紹介します。

ストレスから距離を置くと大切なものが見えてくる

がんばり続けないで、ときには疲れたからだと心に休息を。ネガティブな感情で心がいっぱいになったら、ストレスの源からいったん離れる勇気をもつことが大切。離れて冷静になると、感情がポジティブな方向に向かいます。

いやなことはしないほうが幸せになれる

安室さんは、バラエティー番組への出演やライブでのMCがつらくなったことから、MCなしのライブを中心に活動するようになったといわれています。自分にあったスタイルを確立したことでパフォーマンス力がアップ!

引く、逃げることで別の楽しいことが待っている

安室さんが引退を「人生の通過点」と語ったように、引く決断をしたとしても、その後の人生はまだまだ続きます。やめることは、新しい何かが始まること。次に行く勇気を持ちましょう。

「がんばり」がまわりに迷惑をかけることも

心も脳も疲れきり、エネルギー不足の状態で仕事を続けても、ミスを重ねる可能性が高くなります。挽回のためにさらにがんばろうと自分を追い込み、悪循環に陥ることも。がんばりが逆に迷惑をかけてしまうのです。

世間体という呪縛から自分を解放しよう

人生はフリースタイル、十人十色。他人からどう思われるだろうと意識し続けるのは、あまりにも息苦しいもの。好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。心に無理をさせずに、世間体という呪縛から生き方を解放しましょう。

弱さを見せると人は助けてくれるもの

安室さんは、人に悩みを相談するタイプではなかったそう。でもひとりで抱え込みすぎてしまうと、「こんなにガマンしたのに」と怒りや不満に転化し、増幅していくことも。誰かに弱さを見せると、人は助けてくれますよ。

今のつらい状況に足踏みしているより、安室さんのようにやめる勇気を持って、新しい道を開きたいですね。


(からだにいいこと2018年2月号より)

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