この記事の監修:金丸絵里加さん
噛み応えのある食材×腸の活性を助ける食材で美味しくカムトレ
今月のレシピはこちら!
氷こんにゃくの甘酢あん
鶏がらスープ素…小さじ1/2
れんこん●●…100g
ごぼう●●…1/2本
にんじん●●…1/2本
ブロッコリー●●…1/3個
ごま油…大さじ1
しょうが(みじん切り)…1/2かけ
<A>
黒酢●…大さじ2
しょうゆ…小さじ4
みりん・砂糖…各小さじ2
片栗粉…小さじ1
こんにゃくはひと口大に切り、厚手の袋に入れ、鶏がらスープを入れてもみ込み、そのまま冷凍する。
(1)自然解凍した氷こんにゃくの水けをしっかり絞る。
(2)れんこん、にんじん、ごぼうはひと口大の乱切りに、ブロッコリーは小房に分ける。
(3)フライパンにごま油を熱し、しょうがを炒める。香りがたったら②の根菜類と氷こんにゃくを入れてつやが出るまで炒める。水1/4カップ(分量外)を入れて、フタをして3~4分煮たら、Aを加えてさらに煮る。
(4) 汁気が1/3量程度になったら、②のブロッコリーを加えて煮る。
(5)最後に倍量の水で溶いた片栗粉を回し入れて混ぜ、とろみをつける。
今回のカムトレポイント
Point2 噛みごたえがあるように、食材を大きめに切る
Point3 食事から、腸を元気にする食材を摂る
今回のカムカム食材
こんにゃくをあらかじめ切ってから、冷凍することで中の細胞が壊れ、水分が出てくることから噛みごたえのある食感になります。また、味付けしてから凍らせることで、こんにゃく独特の臭みが取れておいしくなります。
れんこん、ごぼう、にんじん、ブロッコリー
根菜類はもともと硬めですから、大きめに切ることで歯ごたえが出ます。また、ブロッコリーを含めてあまり火を通しすぎないことが、コリコリとおいしくいただくコツです。
腸活食材
こんにゃくは、こんにゃく芋から作られ、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれています。腸の運動を活発にし、デトックス効果も期待できます。
れんこん、ごぼう
れんこんやごぼうには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれ、腸を元気にしながら、腸内をしっかりキレイにする働きがあります。
にんじん
ペクチンという食物繊維が豊富で、便秘改善に欠かせない食材です。
ブロッコリー
便秘改善が期待できる食物繊維の他に、便を柔らかくするマグネシウムが豊富なため、腸内環境改善のために積極的に摂りたい食材です。
黒酢
麹菌を使って、発酵して出来上がる酢は、消化吸収を助け、腸内環境を改善します。黒酢は発酵年数が多いため、さらに効果がアップします。
「よく噛むこと」を毎日楽しく実践して、健康に美しくなる!をコンセプトに、「噛むことのからだにいいこと」を学び、みんなで実践するコミュニティ(無料)がFacebookの「カムトレオンラインサロン」です。カムカムレシピのほか、エクササイズや専門家インタビューなども投稿していきますのでぜひのぞいてみてください。
撮影/阿部吉泰(ブロウアップ)