食後15分のゴロ寝で楽ヤセ!肝臓を元気にする「涅槃(ねはん)ポーズ」

公開日:2020.9.11

更新日:2020.9.11

食後15分のゴロ寝で楽ヤセ!肝臓を元気にする「涅槃(ねはん)ポーズ」

肝臓は代謝のカギを握る重要な臓器。食後にゴロ寝する「涅槃(ねはん)ポーズ」で肝臓をいたわると、肝臓が元気になってヤセやすくなり、疲れや不調も改善へ。食後ゴロゴロできない人は、イスで休む方法を。

この記事の監修:野村喜重郎さん

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日本消化器病学会専門医。肝臓専門医。野村消化器内科院長。生活習慣病予防に尽力する。監修書に『肝臓を食べ物、食べ方、生活法で強くする本』(主婦の友社)他。

食後はすぐ横になり、肝臓をいたわると健康に

「子どもの頃『食後すぐに横になると牛になりますよ』と言われたことのある人も多いでしょう。しかし、この食後のゴロ寝、実は肝臓にとてもいいことなんです」と、笑顔で話すのは肝臓専門医の野村喜重郎さん。ご自身も、肝臓機能を改善する方法で10㎏ヤセて元気になりました。

野村さんがおすすめする食後のゴロ寝は、重力を利用して肝臓に血液を集め、活性化させるもの。

「そもそも肝臓は血液を大量に必要とする臓器。食後、小腸から吸収された栄養満点の血液は、門脈という静脈を通って肝臓へ送られますが、門脈は血圧が低く重力の影響を受けるのが難点。そこで、肝臓を体の一番底辺にすれば重力が手伝い、血液が肝臓へ送られやすくなります。それが食後のゴロ寝、涅槃(ねはん)ポーズです」
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肝臓への血流量が増えて代謝が上がれば、ダイエット以外の効果も期待できるといいます。
「だるさや食欲不振、むくみ、風邪が治りにくいなどといった不調も、改善していきます」

肝臓の血流量を上げれば 代謝UP、ヤセやすく!

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肝臓は、毛細血管から栄養を吸収し体に必要なものを合成する代謝を行います。また、基礎代謝量の約1/3をしめるので、血流量を増やせば代謝が上がりヤセ体質になるといえます。その血流量は姿勢によって変わり(上図)、寝た姿勢がヤセ効果UPにつながります。

肝臓をいたわる「涅槃ポーズ」のやり方

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食後、肝臓のある右側を底辺にして横になる。ひじを立てて頭を支え、足はクッションなどで20~30㎝高くする。その体勢で15分、体を休ませる。
30分以上行うと、食事中の糖が脂肪に変わり太る原因となるので注意。
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肝臓を温めると血液循環が促進し、肝機能が活性化します。そこで肝臓のある右胸下部分に、服の上から使い捨てカイロを貼って温めましょう。肝臓は大きな臓器なので、体の前側と後ろ側両方を温めるとよいでしょう。

ゴロ寝ができないときは椅子を使って

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イスにゆったり腰かけ、もう一脚のイスに足を乗せて目を閉じてリラックス。1回10分ほど。1日に何回行ってもOKです。
撮影/神尾典行 モデル/原田ゆか イラスト/後藤知江
(からだにいいこと2020年5月号より)