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家にあるビン・缶を活用して、すてきに飾るには?|季節の花 活け方レッスン(5)

捨てずにとってあるビン・缶がおしゃれな花びんに! 家にあるもので、すてきに花を飾るアイデアをご紹介します。

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ビン・缶・紙袋がおしゃれな花びんに変身!

花を飾るとき、花びんをたくさん買わなくても、家にあるものを再利用すれば、花のある暮らしをもっと気軽に楽しめるようになります。保存用にとってあったビン、デザインがおしゃれな缶や紙袋などをぜひ活用しましょう。

空き瓶 空き缶 活用

そのままでも十分絵になりますが、さらに麻ひもやマスキングテープ、毛糸などを使って、花びんをおしゃれにリメイクするのも楽しいですよ。

(1)デコってもかわいい! 「空きビンアレンジ」

使い終わってとってあるジャムのビンや、栄養ドリンクのビンなどは、花びんにぴったり。

口の細いビンは一輪挿しに、幅広のジャムビンは大ぶりの花を一輪だけ挿してもいいし、小花をアレンジして入れても、かわいらしく決まります。

写真で使っている麻ひもやマスキングテープは100円ショップでも購入できます。

空きビンアレンジ
(左)栄養ドリンクの茶色のビンに、麻ひもをすき間なく巻いて。(右)シンプルなジャムビンはそのままでもかわいいですが、花の色に合わせてマスキングテープを巻くと、アクセントになります。

キッチンにあるいろいろなビンを活用

花びんに使いやすいビンは、写真左からジャムビン、インスタントコーヒーのビン、薬や栄養ドリンクのビン、デザートが入っていたビン、オリーブオイルのビン。

ビン

オイルやドレッシング、お酒、食品などがはいっていたビンを使うときは、しっかり洗ってから使うようにしましょう。

他にも、お酒やミネラルウォーター、バスソルトのビンなども使いやすくておすすめ。茶色いビンは、おしゃれに決まりやすいので、ぜひ試してみてください。

ビンのラベルは、デザインが好きならそのままでもOK。ラベルをはがすときは一晩水につけておくか、100円ショップなどで売っているシールはがしを利用しましょう。

ビンをそのまま使うときに、口の部分のデザインが気になる場合は、そこだけ麻ひもを巻いて隠す方法もあります。

(2)かわいい缶はそのままでも「空き缶アレンジ」

食材が入っていた缶やドリンク缶なども、花びんとして使いやすいアイテム。下の写真のようにモコモコの毛糸を巻き付ければ、冬らしい雰囲気に。コーヒーの缶でできた花びんとは思えない仕上がりになります。

空き缶アレンジ
ボトルタイプのコーヒー缶に、白い毛糸をまきつけてアレンジ。

トマト缶、サバ缶だって花びんに!

写真は紅茶缶、ボトルタイプのコーヒー缶、お菓子が入っていた缶、トマト缶、サバ缶など。

おしゃれな紅茶やクッキー、チョコレートなどの缶は、ぜひ活用してみましょう。サバ缶やツナ缶のような背の低い空き缶には、小さめの花を活けるとおさまりがよく見えます。

空き缶

トマト缶やサバ缶など、食材系の缶はよく洗えばそのまま使っても大丈夫ですが、紅茶やクッキーの缶はそのまま水を入れると、水が漏れてしまうことがあります。下の写真のように、グラスやビンに花を挿してから缶に入れてください。また、缶の蓋を手前に立ててアレンジするのもおしゃれですよ。

缶 アレンジ

こんな意外な使い方で! 映える「紙袋アレンジ」

家にあるかわいい紙袋も、中に水を入れたペットボトルを入れることで花びんとして使えます。捨てずにとってあるデザインがすてきな紙袋を使ったり、100円ショップでかわいい紙袋を買ってもいいでしょう。

紙袋アレンジ
上品な印象の紙袋に、濃い紫のアネモネが大人っぽい雰囲気を演出。

上品な印象の紙袋に、濃い紫のアネモネが大人っぽい雰囲気を演出。華やかなデザインの紙袋は、花の色合いに合わせることを心がけてください。どんな花にも合わせられて使いやすいのは、白系の紙袋。紙袋の大きさはペットボトルが入るくらいの小ぶりのものを使いましょう。

紙袋

【Point】紙袋の中には、水を入れたペットボトルを仕込みます。ペットボトルの上部を紙袋より低くなるようにカットして、花を活けてから紙袋へ入れます。

家にあるいろいろなものが花びんに

捨てずに家にとってあるものを活用すれば、いろいろな種類の花びんがなくても、すてきに花を活けることができます。花と花びんの組み合わせを考えるのも楽しくなってきますよ。自分なりの花びんアレンジをぜひ楽しんでみてください。

今月のお花「スイートピー・パンジー・アネモネ」

スイートピー・パンジー・アネモネ

みなさんにおすすめしたい「今月のお花」はこちら。少し早い春のおとずれを感じさせる、明るい雰囲気のやわらかな花たちが並びます。春を代表するスイトピー(左)、苗で手に入りやすいパンジー(中)、存在感のあるおおぶりの花が人気のアネモネ(右)。それぞれ紙袋、空き缶、空きビンにアレンジしてみました(予算1500円程度)。

スイトピー…ふわふわした花びらが、春らしさを感じさせる花。11〜4月に生花店に並びます。ピンク、紫、白、黄色やオレンジなど、色の種類も多く、そのときの気分に合わせて選んでみてください。茎が細いので、スイトピーだけで飾るときは、間口の細い花びんがおすすめ。

パンジー…春は切り花でも出回りますが、苗物のほうが価格も手頃で手に入りやすい花です。苗を植え替えれば、春の終わりまで次々に花を咲かせるので、その花をつんで飾ってもいいでしょう。苗で購入したパンジーを飾るときは、背が低い花びんや間口の狭いものを使うとかわいくまとまります。

アネモネ…比較的はっきりした色合いで、紫、赤、白、濃いピンクなどがあり、人気の花です。旬は2〜3月で、花びらのように見える部分は実はガク。気温によって開いたり閉じたりするので、温度管理には注意してあげましょう。エアコンの風や日光が直接当たらないようにします。また、水は少な目のほうが長持ちします。

撮影/安部まゆみ 取材・文/工藤千秋

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