口臭も歯周病もこれで防げる!正しい歯磨き

公開日:2019.5.31

更新日:2019.11.1

口臭も歯周病もこれで防げる!正しい歯磨き

今の歯磨きを見直すだけで、虫歯や口臭、歯周病を防ぐだけでなく、歯周病が引き起こすことも多い、糖尿病や脳梗塞、認知症の予防にもなります。もちろん、見た目の美しさもアップ! 30年後も幸せに笑えるように、今こそ正しい歯の磨き方を身につけましょう!

この記事の監修

森 昭さん

竹屋町歯科クリニック院長。歯科医師臨床研修指導歯科医。唾液に着目した予防歯科の第一人者として知られる。著書に『歯はみがいてはいけない』(講談社¥907)他。

歯磨きの目的は、口内細菌が集まった歯垢の除去

歯磨きの一番の目的は、食べかすを取ることではなく、歯垢を取りのぞくことにあります。寝ている間に増えた口内細菌が悪さをする前に、飲食物と一緒に飲み込まれて全身に回る前に、まずは朝起きたらブラッシングを。食後はデンタルフロスで食べかすを取り、夜寝る前にも歯磨きをしましょう。
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正しいブラッシングのやり方

正しい歯磨きとは、歯の白い部分をゴシゴシすることではなく、歯と歯茎の境目や歯間、
歯周ポケットなどから歯垢を除去すること。紹介するポイントを参考に、毎回同じ順序で磨くと、磨き残しを防げますよ!

歯ブラシの持ち方

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基本は「エンピツ持ち」
脇を締めて、エンピツを持つように親指と人差し指で歯ブラシをつまむ。
歯ブラシの動きと力の入れ具合を加減しやすい。
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前歯は「フォーク持ち」
人差し指を歯ブラシの柄に添えるように持ち、前歯の歯垢や汚れをかき出すように磨く。歯間の汚れが取りやすい。

歯ブラシのあて方

【歯と歯茎の境目】
歯と歯茎のすき間に歯ブラシの毛先が触れるようにあてる。
歯茎に対して毛先の角度が45度になるイメージで。軽い力で左右に微振動させる。
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【奥歯の表側】
歯に対して直角に歯ブラシをあて、左右に2~3㎜ほど小刻みに動かす。
奥の歯に歯ブラシが届きにくい場合は、三角毛の毛束が1つになった
「ワンタフトブラシ」がおすすめ。
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【奥歯の裏側】
歯ブラシを斜め45度に傾け、左右に2~3㎜ほど小刻みに動かす。
一番奥の裏側は磨きにくいので、毛先が届くように歯ブラシの角度を変えながら磨く。
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【前歯の裏側】
「エンピツ持ち」で、歯と歯茎の境目に歯ブラシを45度の角度にあてる。
歯茎をマッサージするように上下に2~3㎜ほど小刻みに動かす。
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からだにいいこと読者392名のアンケートでは、「今の歯磨きの仕方に自信がない」人が約9割に。正しい歯磨きで、お口のトラブルだけでなく体の病気も予防しちゃいましょう!
撮影/中村彰男 モデル/殿柿佳奈
イラスト/石山綾子
(からだにいいこと2018年11月号より)