「浮き指」が改善して足冷え知らずに「足指ほぐし」

公開日:2018.11.1

更新日:2018.11.1

「浮き指」が改善して足冷え知らずに「足指ほぐし」

足の指は全身を支える重要な部位。ここが変形すると、その上に乗っている、膝や腰などの骨格も崩れていきます。すると体が疲れやすくなったり、痛みやコリが出たり、さらに血流まで悪くなり、足先の冷えの原因になります。

ところが現代では、日常生活の中で足指を使う機会がほとんどありません。これにより足指が地面から浮いてしまう「浮き指」の人が増えています。「浮き指」になると足のアーチが崩れ、足を通した全身の負担が増加。疲れや痛み、冷えなど全身の不調につながります。

足指を曲げるだけで痛いなら「浮き指」かも

足指の問題は自覚していない人、深刻に考えていない人ばかり。以下の項目に1つでもチェックがついたら、疲れや冷えの原因が、足指からもきている可能性があります。

□足指が浮いている
□親指の腹や付け根にタコがある
□足指の爪が小さい、または巻き爪である
□足指をギューッと握れない
□足指を曲げると痛む

足指を握れなかったり、曲げるだけで痛みを感じたりする人は、浮き指になっている証拠。日頃から足指を鍛える習慣が必要です。

固まった足指の関節をほぐすことがポイント

浮き指改善のための手軽な方法が「足指ほぐし」。浮き指がひどいほど、最初は少し曲げるだけでも痛みますが、ほぐれるとすぐ足指がポカポカしてきます。

基本の足指ほぐし

(1)足指の付け根を手の親指で固定

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まず、足裏が見えるように、反対足の太ももにのせて座ります。指のつけ根の関節の下部分に手の親指を添えて固定し、残りの指で足指をつかみます。

(2)足指を手前に曲げる

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足裏のほうに向かって、足指を根本からグイッと曲げます。曲げたり伸ばしたりする動きを5回行い、固まった関節をほぐして。

(3)第1・第2関節も同様に1つ1つ曲げる

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指の根本の関節から順に指先に向かって、第2関節、第1関節も同様に。手の親指で固定しながら1つ1つの関節を曲げ伸ばししてほぐしていきます。

座っているときやお風呂上りにもできる足指エクサ

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足指ほぐしとあわせて行うとさらに効果がアップする「足指ながらエクサ」を紹介。外出先や家で簡単にできるので習慣にしてみてください。

●足指グー立ち

(1)足指をグーにして床に押し付ける
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足を床につけ、イスに座ります。足指を握ってグーにした状態で床に強く押しつけましょう。椅子に座ったままでもOK。

(2)足指を伸ばして床に押し付ける

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そのままさらに足首を伸ばし、強く床に押しつけて。1~2の動きを交互に行います。

●足指タオルつかみ

(1)タオルの端に足をのせる

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タオルを床に敷き、タオルの端のほうを足で踏みつけ、足の指を軽く開きます。
(2)ギュッと指を曲げ、タオルを引き寄せる
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足指をギュッと曲げ、タオルをつかんで引き寄せます。指を開いたり、つかんだりを繰り返し行って。お風呂上りなどに気軽にやってみましょう。
足指ほぐしやエクサによって、浮き指が改善! 血行が良くなり、冷たい足が温かくなっていきます。不調はモトから正していきましょうね!

この記事の監修

夏嶋隆さん

動作解析専門家。独自の療法で元サッカー日本代表選手をケガから復帰に導いた。監修に、『足ゆび力~つま先を使うだけで一生健康でいられる』(ガイドワークス¥1,490)。

撮影/福島章公 モデル/大橋規子 イラスト/沼田光太郎
(からだにいいこと2017年6月号より)