この記事の監修:ジョン・ムーアさん
意識することから見えてくるもの
―この話のポイントは、月を通してつながる存在を、月は見ることができるけれど、私たちは「見ようとしていない」ということ。
私たちは日々の忙しさの中で、自分のことだけに頭をめぐらせがち。今日はどんな服を着よう、ランチはあの話題のお店に行きたい、と多くの時間を、自分だけが映る鏡を見る時間に費やしています。
私たちは“1つ”の価値観の中に住んでしまっています。鏡の奥に見える本当の姿や、背景の世界を無視し、今そこに映る“1つ”のものだけを選ぶ。私たちの生活や環境から、多様性と生命力が失われている原因はここにあります。
そして他者の存在や、つながりを見ることをやめてしまいました。その“1つ”の基準から外れれば、一気に弱い存在へと転落し、“1つ”のルールに当てはまらないものは排除されていくのです。これは、自然と照らし合わせれば、とても不自然で不健全な状態と言えるでしょう。
強く生きるためにはどうあるべきか。私たちは誰かの基準ではなく、多様な人生を選択すべきです。そして、もっと意識して物事をとらえることです。意識していくと、様々なつながりに気づくはずです。
その服は何から作られていますか? 今日食べたランチの野菜はどこでどんな風に作られたものですか? あなたの選択が、未来へつながっていくと感じることが大切です。トレンドや社会意識にとらわれず、未来へつながる、あなたらしい人生を歩んでください。
ジョンさんからの一言
ジョンさんがアンバサダーを務めるオーガビッツとは?
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