ロサンゼルスの自然療法医が解説。抗ウイルス剤を使わないヘルペスの治し方

公開日:2020.4.7

更新日:2020.4.7

ロサンゼルスの自然療法医が解説。抗ウイルス剤を使わないヘルペスの治し方

ロサンゼルス在住の健康系ライター&ヘルスコーチの小山陽子です。日本人の2人に1人が感染しているといわれるヘルペスウイルス。抗ウイルス剤を使わずに症状を抑えることができます。その方法を、ロサンゼルスの自然療法専門医、小澤栄治先生に伺いました。

この記事の監修

小澤栄治さん

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アメリカ・ロサンゼルスの自然療法専門医。ハーブやホメオパシー、栄養学などに精通し、病気を根本から改善する医療に取り組む。

症状改善予防には、紫外線、ストレス、栄養バランスがカギ

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風邪をひいたときや、発熱した時に症状が出る、口唇ヘルペス。子どもの頃にヘルペスウイルスに感染し、気づかない場合もありますが、日本人の2人に1人が感染、70歳以上になるとほとんどが感染しているというデータも。免疫機能が低下すると潜伏するウイルスが暴れ出すので、「熱の華」「風邪の華」と呼ばれています。

実は、私もヘルペスウイルス持ちで、症状が出るたびに、抗ウイルス剤を飲み症状を抑えていました。しかし、ロサンゼルスの自然療法専門医、小澤栄治先生によると、必ずしもヘルペスの治療に抗ウイルス剤は必要ないと言います。

ちなみに、「抗生物質ではなく、抗ウイルス剤?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。実際、一般的には抗生物質も抗ウイルス剤もまとめて抗生物質と認識している人が多数。しかし、正確には「抗生物質は細菌に対して用いられるもの」で、「抗ウイルス剤は、ウイルスに対して処方されるもの」です。

まず、ヘルペスウイルスが活性化する主な原因からおさらいします。

【ヘルペスウイルス活性の原因】
(1)紫外線
(2)ストレス
(3)栄養バランス

1、2はご存知の方も多いはず。注目したいのが、3の栄養バランスです。

栄養バランスを見直しヘルペス治療&再発予防

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小澤先生によると、アミノ酸の「アルギニン」と「リジン」のバランスがヘルペス治療のカギだそう。ヘルペスウイルスは、増殖するときに、アルギニンを必要とします。そのため、アルギニンを多く含む食品を食べると、ヘルペスの増殖が加速。ですが、同じアミノ酸のリジンには、アルギニンの働きをブロックする作用があります。

【アルギニンを多く含む食品はこちら】
・チョコレート
・ ピーナッツ
・ アーモンド
・ カシューナッツ
・ クルミ
・ ゴマ
・ ココナッツなどのナッツ類や種子類
・ そば粉

【リジンを多く含む食品はこちら】
・ 乳製品
・ 魚介類
・ 鶏肉
・ ターキー
・ 卵
・ レバー
・ ビール酵母
・ もやし

ヘルペスの症状を抑えるには、アルギニンを含む食品を控え、リジンを含む食品を積極的に摂ること。ただ、症状を今すぐ改善したいという人、ヘルペスができやすいので日頃から予防したいというは、サプリメントがオススメです。

ヘルペスに有効なサプリ「リジン」の摂り方

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アルギニンの働きをブロックして、ヘルペスウイルスの増殖を防ぐリジン。サプリメントは、だいたい1〜2ヶ月分が1500円前後で販売されています。

リジンのサプリメントの摂り方の目安はこちら。

・ 再発予防には、1日1000mg。
・ 発症したヘルペスの症状を抑えるには、1日3回、合計3000mgを空腹時に。


ヘルペスウイルスに感染すると、完治することはほぼありません。できるだけ体に負担のない方法で、症状改善、再発予防に努めたいですね。