100均アイテム活用「クリスマスリース」の作り方|季節の花 活け方レッスン(3)

公開日:2020.11.25

更新日:2020.11.25

100均アイテム活用「クリスマスリース」の作り方|季節の花 活け方レッスン(3)

12月、季節感を感じる飾りといえば「クリスマスリース」。100円ショップのアイテムですぐにできる「ハーフムーンリース」の作り方をご紹介します。初心者でも簡単に作れますよ。

この記事の監修:川守由利子さん

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フラワーデザイナー。東京・自由が丘で花教室「Bouquet Doux(ブーケ・ドゥ)」を主宰するほか、雑誌やウエブなどのメディアで活躍。プチプラ雑貨と花を組み合わせて楽しむアイデアを発信中。著書に『ほぼ100均 プチプラ花コーデ 今日からできる66の手作りアイデア』(KADOKAWA)。

●Bouquet Doux
https://bouquet-doux.com/

初心者におすすめの「ハーフムーンリース」とは?

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「クリスマスリースを自分で作ってみたいけれど、手作りって難しそう…」「手作りものって自分でやるとうまくいかなくて苦手」。そんな不器用さんでも、簡単に作れるのが「ハーフムーンリース」です。

ハーフムーンリースとは、リースの枠(土台)の半分だけに飾りをつけ、残りの半分はそのまま見せて仕上げるリースのこと。リース全体にアレンジするよりも、作業量も材料も半分でOK! 簡単でリーズナブルに作れるので、初めてのリース作りにはぴったり。今年こそ作ってみたいと思っているなら、ハーフムーンリースがおすすめです。
【材料】
・ヒムロスギ1本(生花店で大きさにより500〜1000円ほど)
・リース枠(直径24cm★)
・オーナメント(好みのもの)
<今回、使用したものは次の通り>
コットン(★)、松ぼっくり(★)、ドライオレンジ(★)、スターアニス(茶色★)、ユーカリの実(シルバーの実★)、ボールピック(赤い実★)
・リボン
・グルーガン(★)、グルースティック(★)

★はすべて100円ショップで購入可。グルーガンも、100円ショップで200円ほどで買えます。

※リース作りをするときは、テーブルが汚れないように新聞紙を敷きます。

リース枠の色(濃い・薄い)は好みでOKですが、形がゆがんでおらず、きれいな丸に整っているものを選びます。オーナメントは、他に野ばらの実、サンキライ(赤い実)なども◎。リボンは好みに合わせた太さを用意しましょう。

クリスマスが近づくと100円ショップにはさまざまなオーナメントが並ぶので、好きなものを自由に選んでみてくださいね。

初心者でもリース作りが簡単になる「グルーガン」

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リース作りはワイヤーで留めるパターンもありますが、初心者には簡単に接着できるグルーガンが断然おすすめ。グルーとは、樹脂でできた接着剤のこと。グルーガンにグルースティックをセットして、熱でグルーを溶かして使います。
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使い方は、接着剤のグルースティックをセットして、グルーガンの電源プラグをコンセントに差し込みます。オーナメントに、熱くなったグルーを押し出します。伸びたグルーはグルーガンをクルッと回して切り、付けたい場所に5〜30秒ほど手でおさえておけばすぐに冷えて固まります。
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使用中のグルーは熱くなるので、やけどに注意を。使わないときは、写真のようにテーブルにグルーガンを立てて、倒れてグルーがテーブルなどにつかないようにします。作業が終わったら必ずコンセントを抜くのも忘れずに。

くっ付けるだけの簡単「ハーフムーンリース」の作り方

(1)    ヒロムスギを細かくカットする
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ヒロムスギは7〜8cm程度になるように枝をカットし、全体の長さをそろえる。全部をカットすると余ってしまう場合もあるので、最初は半分くらいカットして、足りない分は後から追加でカットを。
(2)    ヒロムスギをリース枠につける
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【正面】ハーフムーンの左側からスタート。1本目はグルーを付けたヒムロスギをリース枠の正面に差し込み、差し込んだら10~20秒固定して接着します。ハーフムーンリースの左端は葉がよく見える部分なので、ヒロムスギのきれいな葉を選ぶようにします。
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【外側】2本目は、1本目の外側に。グルーを付けたヒムロスギを差し込んで接着します。
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【内側】3本目は、1本目の内側に。グルーを付けたヒムロスギを差し込みます。
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リース枠(土台)をヒロムスギで隠すようにしながら、【正面】→【外側】→【内側】を繰り返し、時計と反対周りに進みます。リース枠の下半分すべてに葉っぱを接着します。ときどき離れて見て、全体のバランスを確認するようにしましょう。
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(3)    オーナメントをつける
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オーナメントをヒロムスギに接着します。自分の好きな場所に配置してOKです。

大きなオーナメント(コットン、松ぼっくり、ドライオレンジ)は、同じ素材同士をひと塊にまとめ、木の実などの小さなオーナメントは全体に散らすと、初心者でもセンスよくまとまります。
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大きなオーナメントは重みで落ちてこないように、グルーを多めに出してしっかり接着を。オーナメントを接着するときも、ときどきリースを遠くに離して、全体のバランスを確認しながら作業しましょう。

オーナメントは、クリスマスカラー(赤、緑、白)などでまとめるとグッと季節感が増します。
(4)    リボンを結んで完成
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右端の葉っぱの付け根を隠すように、リボンを結んで完成。
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家にある端切れ布を裂いて、リボンにするのもかわいいですよ。
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リース枠に引っ掛けるフックが付いてないときは、輪にした麻ひもやワイヤーなどでフックを作ります。リースを一度壁にかけて全体のバランスを確認してから、フックを付ける場所を決めます。

“永遠”を意味するクリスマスリース

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リースの素材として使われる、ヒロムスギなどの常緑樹は「エバーグリーン」と呼ばれ、「永遠の豊かさや命」を意味すると言われています。

欧米ではサンクスギビング(11月第4木曜日)や、アドベント(クリスマスの4つ前の日曜日)から飾ることが多く、日本でも11月後半になるとクリスマスリースを飾る家が増え、一気にクリスマスムードに。

ハーフムーンリースに使うヒロムスギが余ったら、枝を輪ゴムでまとめ、オーナメントをつけてリボンを結べば、かわいいクリスマススワッグに(写真左)。

今月のお花「ヒロムスギ」

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ヒロムスギをベースにクリスマスカラーをセンスよく配置した、おしゃれなハーフムーンリース(材料費1500円程度。グルーガン含む)。

常緑樹のヒロムスギの枝は、11月頃から生花店に並び始めます。柔らかい質感の葉はボリューム感もあり、クリスマスリースにはぴったり。リース1個分には枝2本、ハーフムーンリースは1本が目安。

リースにすると少しずつ乾燥して葉が固くなりますが、枯れることはありません。直射日光やエアコンの風があたらない場所、また湿度に注意して飾ると長く楽しむことができます。

季節感のあるおしゃれなハーフムーンリースを手作りして、楽しいクリスマスを迎えましょう。
撮影/安部まゆみ 取材・文/工藤千秋