秋になっても続く“隠れ夏バテ”に!朝・夜ストレッチ

公開日:2020.9.30

更新日:2020.9.30

秋になっても続く“隠れ夏バテ”に!朝・夜ストレッチ

「涼しくなったのに、体がだるい…」。そう感じたら、まだ夏バテが続いているかもしれません。今回は、秋の体をスッキリさせる、朝と夜のストレッチをご紹介します。

この記事の監修

大貫隆博さん

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整体師、パーソナルトレーナー、ボディデザイナー。整体サロン「カラダファクトリー」などを国内外に多数展開する、ファクトリージャパングループの技術総責任者。技術開発や指導を行うほか、トップモデルのプロポーションを美しく整える施術を行うなど幅広く活躍。美しいボディラインを造る日常のセルフストレッチの指導・監督に定評がある。

夏からずっとだるさが続くのは“隠れ夏バテ”かも?

暑さも収まってきたのに、夏の疲れがとれない、体がいつもだるい、ということはありませんか?それは秋になっても続く“隠れ夏バテ”かもしれません。

そもそも真夏の夏バテは、涼しい屋内と炎天下の屋外の温度差により、自律神経が乱れて内臓の働きが悪くなり、疲れがたまりやすくなることが原因。それに対して、秋の初めは、台風や秋雨前線のような不安定な天気で昼と夜の温度差が大きくなるため、夏のだるさを引きずったような“隠れ夏バテ”になりやすいのです。

また最近では、自宅で過ごす時間も増えているため、つい水分補給を忘れがちになっていることも。このような体の水分不足も、不調を招く原因のひとつといえます。

そんな秋の初めの“隠れ夏バテ”対策には、セルフケアで体を回復させることが大切。そこでおすすめなのが気持ちよく体を伸ばすストレッチです。

隠れ夏バテに「朝夜ストレッチ」

朝は起きたときのだるさを軽減するストレッチ、夜は体力を回復するためにぐっすり眠れるストレッチをご紹介します。

【朝】寝起きがスッキリするストレッチ

ぐっすり寝たのに体がだるい朝は、ベッドの上でこのストレッチをやってみましょう。始めは両手足の指先から伸ばしていき、だんだん全身をのばすことで、体がスッキリと目が覚めます。
(1)仰向けのまま、両足の指を“グーパー”とさせて「開く・閉じる」を繰り返す。
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<グー>両足が丸まるように指をギュッと閉じる。
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<パー>つま先が反るくらい指を大きく開く。
(2)両手を胸の前で組み、裏返す。天井に向かって手のひらを突き上げ、両腕を伸ばす。このとき、指先を反らしてできる限り腕を伸ばす。
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(3)頭の後ろで手を組み、腰をひねるように左足を反対側へクロスさせて、腕まわりを伸ばす。反対側も同様に。
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(4)右手だけ頭の後ろに置いたまま、左肩から腕までをまっすぐと伸ばす。このとき、顔を左手の方に向けて30秒キープ。
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頭の後ろで手を組んだ(3)の状態に戻り、反対側も(3)~(4)を行う。

【夜】体力回復の快眠ストレッチ

疲れた体を回復させるには、夜の睡眠が最も重要です。夜は、睡眠の質をアップさせるストレッチを行いましょう。

このストレッチのポイントは、横隔膜を意識した呼吸。呼吸は自分の意思で唯一自律神経をコントロールできる方法です。呼吸により横隔膜をゆっくり上げ下げすることで副交感神経が優位になり、リラックスしてぐっすり眠ることができます。

(1)三つ折りにして巻いたバスタオルをベッドや床に置く。
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(2)バスタオルが背骨にあたるように仰向けに寝て、バンザイをして手を広げる。
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(3)そのまま口から完全に息を吐き切る。4秒かけて鼻から息を吸い、7秒間息を止める。
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(4)8秒間かけてゆっくりと口から息を吐き出す。(1)~(4)をリラックスするように4回以上繰り返す。
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バスタオルの上に仰向けになることで、胸の骨格「胸郭」が広がります。

普段から姿勢が前かがみになっていると、呼吸が浅くなり、副交感神経が優位になりません。副交感神経を優位にするためには、このように背筋をまっすぐにして、胸を広げることがポイントです。

“隠れ夏バテ”対策に、夜ぐっすり眠るプラステク

睡眠の質を上げるためには、シャワーですませず、入浴をしましょう。入浴すると、体の内部の温度である「深部体温」が上昇。ベッドに入るころには、深部体温が下がりスムーズに入眠できます。就寝の90分前くらいまでで、39度で20分ほど入浴するのがベストです。

さらに、体力を使いすぎないことも大切です。秋になっても降り注ぐ強い紫外線は、浴びすぎると体力を消耗してしまうので注意しましょう。「疲れたな」と思ったらゆっくり休憩を。

秋になって涼しくなりましたが、自分自身で体をケアして疲れを溜めないことが大切です。ご紹介した朝と夜の簡単ストレッチで、元気な体をキープしましょう!