糖の脂肪化STOP !「すい臓活性ツボ押し流し」で太らない体に

公開日:2019.10.28

更新日:2019.10.28

糖の脂肪化STOP !「すい臓活性ツボ押し流し」で太らない体に

糖質コントロールが健康にもダイエットにも大切なことは、広く知られるようになりましたが、そもそも現代人は、食べた糖の代謝をコントロールする「膵臓」が働きすぎで弱っているため、疲れやすく太りやすくなっています。
膵臓を元気にするツボ流し押しで膵臓を正常に戻せば、糖を必要なエネルギーに変えて、ムダに脂肪に変えない体に変われます!

正常に働く「すい臓」に! これがヤセ体質への近道

すい臓は食べ物を消化するすい液や、血液中の糖分(血糖値)を調整するホルモンである、インスリンを作って送り出す臓器。すい臓が正常に働けば、“糖を脂肪にさせない体”になります。

インスリンが過剰に分泌されると、脂肪がエネルギーとして使われず、余った糖はどんどん脂肪に変えられ、太ることに。逆にインスリンが不足しても血糖値は上がってしまい、太りやすい体になります。インスリンが必要な量だけ分泌されていれば、糖を無駄に脂肪にせずエネルギーとして使われます。

ところが、現代人のすい臓は働き過ぎで疲れ、インスリンの分泌が不安定になっています。
そこで鍼灸師の福辻鋭記さん考案の『すい臓活性ツボ押し流し』を。ツボを点で捉えて「押す」のではなく、「押し流す」のがポイントで、素人でもツボの場所を外しません。これですい臓の働きを正常に戻して、インスリンが正常に分泌される体に!

食べ過ぎてもすぐ効く!「ろっ骨 糖流し」

インスリンの正常な分泌を促す、すい臓近くにある「章門」付近を押し流します。

食べ過ぎに効くツボ:章門

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【章門(しょうもん)】
体を正面から見て、ろっ骨の一番下のキワに左右対称にあります。特に左手側の「章門」はすい臓近くにあるため、刺激するとすい臓の働きを高める即効性あり。

「ろっ骨 糖流し」のやり方

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【胸の中心からろっ骨に沿って押し流す】
中指・人差し指・薬指を揃えてみぞおち上のろっ骨が交わるところに置く。この指3本でろっ骨のキワに沿って最下部まで強めに押し流す。これを15回くり返す。

ヤセ体質になれる! 「ひざ下 ぜい肉流し」

すい臓をはじめ、消化器系臓器の働きを整える脚のツボを刺激。ヤセやすい体に改善し、ぜい肉スッキリ。

「体質改善」に効くツボ:脾経、地機、三陰交、太白)

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【脾経(ひけい)】
「脾」は古代中国ですい臓をはじめとした消化器系臓器のこと。「脾経」とは、消化器系臓器の働きを正常に整えてくれるツボがある経絡(東洋医学で代謝物質を流すとされる通り道)を意味します。

【地機(ちき)】
すねの骨の内側で、ひざ下から1/3の場所にあります。血糖値を下げ、下半身のむくみを改善する効果が。

【三陰交(さんいんこう)】
内側のくるぶしから指3本分上のすねの骨上にあります。消化器系臓器の働きを高め、婦人科系疾患にも効果的。

【太白(たいはく)】
足の親指のつけ根にある骨の出っぱりのかかと側にあります。自然治癒力を高め、血行促進の効果があります。

「ひざ下 ぜい肉流し」のやり方

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【足先の内側からひざ下まで押し流す】
手の親指で足の親指のつけ根にある骨の出っぱりから、ひざ下の骨の出っぱりまでイタ気持ちいいくらいの強さで押し流す。
この時、脚の内側のすねにある脚のツボ3点を通過して。これを両足10回ずつくり返す。

内臓疲れをリセット!「背中 血流流し」

巻いたタオルを使って、背中の筋肉のコリをほぐすことで「脾兪」周辺の血流を促進。すい臓をはじめ、内臓の疲れを回復させて代謝のいい体に。

「血行改善」に効くツボ:脾兪(ひゆ)

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【脾兪(ひゆ)】
ウエストライン※から指三本分上、背骨から指二本分外側に左右対称にあります。消化器系全般の疾患に効果を発揮します。
※ ウエストは一般的に肩甲骨と骨盤の間にある一番くびれている部分。くびれがない場合は、ひじを軽く曲げた時にひじが当たる胴部分の延長線上です。

「背中 血流流し」のやり方

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【バスタオルで作る「背中枕」に仰向けで5分間寝る】
❶ バスタオルを2枚用意。2枚を重ね、四つ折りにする。
それをロールケーキのようにくるくると巻き、「背中枕」を作る。
できるだけきつく巻いて硬くするのがポイント。

❷ 巻いた枕を肩甲骨の下の位置にくるように置き、その上に仰向けに寝る。
両手を上げて、脚は伸ばして5分間キープ。
柔らかいベッドの上より、硬い床の上で行うと効果的。

「すい臓活性ツボ押し流し」を読者が実践してみました

お腹周りのもたつきがスッキリしました!

「朝食後など、気づいた時にできるだけやってみました。ウエスト −4.7㎝、下腹−3.8㎝
と、思った以上に効果が出たのでうれしいです。これからも続けます!」 (K.Sさん 50代)

はじめて3日で、お通じがよくなった!

「お風呂の中や寝る前にツボ刺激生活をスタートして、3日後にはお通じが良くなりはじめて、びっくり! その後下腹は−7㎝に。 脚のむくみにも効きました」(S.Nさん 50代)

この記事の監修

福辻鋭記(としき)さん

鍼灸師。東洋医学に基づいた、独自に考案する施術が好評。著書に『たった一週間で身長を3センチ伸ばしウエストを5センチ減らす骨盤・背骨ストレッチ』(アスコム)他。
撮影/神尾典行 モデル/三村あみ
イラスト/後藤知江
(からだにいいこと2017年12月号より)