呼吸がラクになる 「猫背睡眠」でぐっすり♪ 風邪撃退!

公開日:2020.1.31

更新日:2020.1.31

呼吸がラクになる 「猫背睡眠」でぐっすり♪  風邪撃退!

風邪で息がし辛らい時は、「眠りの姿勢のコツ」で深く眠って、免疫力を上げるホルモンを十分に分泌させて。
風邪のひき始めに眠くなるのは、体が脳を省エネ状態にして、ウイルス撃退にエネルギーを集中させるため。ひき始めによく眠れると、免疫の力で風邪を早く治せますよ!

この記事の監修

今津嘉宏さん

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芝大門いまづクリニック院長。漢方医学の観点から行う親身になった治療が好評。著書に『病気が逃げ出す上体温のすすめ』(ワニブックス)他。

「風邪ひいた!?」と思ったらひたすら〝睡眠〟を

「風邪のひき始めは、眠くなりませんか?
これは体内にウイルスが侵入すると、体の全機能がウイルス撃退に向かうことで脳にエネルギーが回らなくなるため。
風邪のひき始めに熟睡すると、体がウイルス撃退に集中できるので、その分、風邪が早く治りますよ」と医師の今津嘉宏さん。
「睡眠をとると風邪に効く2つのホルモンが働きます。1つ目は抗炎症作用があり、体の弱った部分を治す副腎皮質ホルモン。2つ目は代謝促進に作用し、免疫力をアップする成長ホルモンです」

しかし風邪の時は、寝る際に呼吸のしにくさを感じるもの。熟睡するには呼吸しやすい体勢が重要に。
「横向きでもあお向けでも、上半身を曲げて気道の走行に合わせた体勢をとるのがポイントです。気道の位置を整えて空気を体内に入れやすくすることで安眠できるようになります」

猫背睡眠のやり方

横向きなら

準備:バスタオルを丸める

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横向きで寝たい人は、筒状に丸めたバスタオルを抱くようにして上半身を45度に傾け、
背中を丸めて右向きに寝る。
右の肺を下にすることで呼吸がしやすくなり、咳も止まりやすくなる。
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横向きに寝た時、上半身が布団に対して45度になるよう、筒状に丸めたタオルを胸前に添える。

あお向けなら

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あお向けで寝たい人は、肩甲骨から頭までがなだらかな弓なりになるよう、厚い本を枕の下に入れる。
頭の角度を30度にすると呼吸がしやすくなり、安眠できるように。マンガ雑誌『週刊少年ジャンプ』なら、肩から首にかけて1冊、頭の下に2冊入れると丁度いい角度に。
さて、あなたは横向き派? それとも仰向け派? 
呼吸が楽になる"MY Best 眠りポジション" を見つけてぐっすり眠って、
風邪はなるべく早く治してくださいね。
撮影/新山貴一 モデル/小林千鶴 イラスト/ササキサキコ
(からだにいいこと2019年2月号より)