生理が早く終わる? 布ナプキンの「効果」と「使い方」

公開日:2018.11.23

更新日:2018.11.23

生理が早く終わる? 布ナプキンの「効果」と「使い方」

紙ナプキンをやめて布ナプキンに切り替えると、どうなるのでしょうか? 編集部員が検証した結果、生理がこんなにラクだったのかと驚きました。

生理が重いのはナプキンに含まれる保冷材のせい?

生理がダラダラ続く、生理痛がひどいという悩みの原因は、
紙ナプキンに含まれる「保冷剤」のせいかもしれません。保冷剤とは紙ナプキンに含まれる吸水ポリマーのこと。
給水ポリマーは少量でその何十倍もの水分を吸収して閉じ込める性能を持つ一方で、保冷性能も高いため、発熱時に使う冷却シートにも使われる成分です。

つまり紙ナプキンを使うのは、子宮の入口に保冷剤を押し付けているのと同じ。冷やされた子宮は硬くなり、生理痛が重くなってしまいます。さらにポリマーの高い吸収力で、本来微量で終わるはずの出血をさらに引き出してしまいます。これが、生理がダラダラ続く一因といわれます。

布に変えただけで、重い生理が軽く早く終わった

では、紙ナプキンを、布ナプキンに替えてみたらどうなるのでしょうか。編集部員が実験してみました。

まず、生理期間が4日まで短縮しました。これはポリマーがないため必要以上に経血が引き出されることがなくなって本来の経血量に戻ったためと考えられます。
また布を膣に当てることでホカホカと温まり、血行を促進。生理痛が和らぎ、手足の冷えも解消します。布は通気性がよく、ムレにくいのも特徴。ナプキンを変えるだけで重い生理が「軽く早く」なりました。(※あくまで個人の感想です)

編集部もとまどった! 布ナプキン「今さら聞けない」Q&A

生理が軽く早くなる効果を実感した布ナプキンですが、使うにあたっては、いろいろなギモンや不安がありました。そこで、布ナプキンの基本的な使い方や注意点などについて、看護師の柿沼りえさんに答えてもらいました。

Q どうやって使うの?

下着の上にあて、経血がついたら取り替えます。布ナプキンは洗って何度も使えます。
自宅では取り替えたらすぐに流水ですすぎ、洗濯機へ。外出時は使用済みのものをジッパー付きの袋に入れ、帰宅後つけ置きしてから洗濯機で洗います。「セスキ酸ソーダ」に入れたぬるま湯に3時間ほどつけると、経血が落ちやすくなります。その後もみ洗いして洗濯機へ。
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Q どんな布ナプキンを選べばいい?

通気性がよくて乾きやすいハンカチ型がおすすめ
1枚を三つ折りにして使うハンカチ型と、羽根つきの布ナプキンのように下着を包む一体型があります。おすすめは薄くて乾きやすいハンカチ型。一体型は厚手なので、雑菌が繁殖しないようによく乾かして使いましょう。
ハンカチ型

ハンカチ型

一体型

一体型

Q モレるのが心配です

紙ナプキンほど大量の血液は出ません。紙ナプキンは吸収ポリマーが経血を必要以上に引き出し、さらに広げて固めるので大量出血に見えます。布なら経血量は少なく、しかも睡眠中はほとんど出ないので驚くはず。心配な場合は一番多い日だけ紙にして、そのほかの日は布でやってみましょう。

Q 外出中に持ち歩くのがイヤです

使い古しのフェイスタオルで使い捨て布ナプキンを作れます。タオルを4等分にカットしてから三つ折りにして、布ナプキンや紙ナプキンの上に重ねて。汚れたら捨て新しいものに変えれば、手元に残らずラクチンです。
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ずっと紙ナプキンを使ってきた人にとって、布ナプキンはなかなかハードルが高いかもしれません。でも1度使うと効果は実感できるはず。冷えや痛みと無縁になれる「布ナプキン」、おすすめです!

この記事の監修

柿沼りえさん

看護師。女性がいきいきと過ごせる布ナプキンの使い方を、全国各地の講習会で指導。通称「お股番長」。

イラスト/ふるやますみ
(からだにいいこと2016年8月号より)