この記事の監修:中島武志さん
「かかと重心」歩きで、腰痛が楽に!
「重心をかけるべきは“かかと”。そうすると、体に余計な負担がなくなります。全身の筋肉をまんべんなく使うことができるので、体の一カ所に負荷がかかったり、使わない筋肉が衰えることも減ります」
長らく腰の痛みと闘ってきた中島さんは、かかと重心で歩くようにしたところ、みるみる回復。そこで、同じ悩みを抱える人たちのために「ゆるかかと歩き」を考案しました。
「厳密にかかと重心で歩くのは難しいので、“かかと重心で歩いている感覚”で歩く方法です」
つま先重心で歩いていた時に比べて、腰が軽く感じるはず。太ももの筋肉にも刺激が入るので、下半身も引き締まって細くなります。
「ゆるかかと歩き」のメカニズム
腰痛対策に効果的!「ゆるかかと歩き」のやり方
この時の脚の上げ方は、下の「タオル押し上げ」で実感を掴んでみて!
(1)胸の前でタオルを持つ
フェイスタオルの端を持ち、手を胸につけて体の前にタオルを垂らす。
(2)タオルをひざで押し上げる
手は胸につけたまま、タオルをひざで押し上げながら歩く。
左右の足の間は、正面から見たときにこぶし1個分以上あけます。
【内側ではなく外側重心に】
かかと重心にすると自然と足の外側に重心がかかります。お尻を締めて立つと外側に体重がかかるので、この感覚で歩いてみて。