社内禁煙を応援する「禁煙推進企業コンソーシアム」とは?
東京都知事の小池百合子さんも登壇した今回の「禁煙推進企業コンソーシアム」。
わかりやすく言うと、企業の社内禁煙を応援したり、働く禁煙希望者をサポートしたりする、東京都の禁煙推進団体のこと。現在、都内のさまざまな団体が参加しています。
具体的な活動は、より健康的な企業を目指すため、企業側に喫煙率のマイルストーンを設定。目標達成をサポートしたり、喫煙率を、下げるための取り組みを共有したりするそうです。
今や禁煙は、個人だけでなく企業全体で取り組むべき活動なのです。
例えば、禁煙にチャレンジすると補助金を受けられたり、卒煙すると社内での買い物ができる金券をもらえたり、「卒煙ダービー」として禁煙したい人が馬になり、周りが賭け応援するなど、楽しく禁煙ができる環境づくりをしている企業もあるようです。
禁煙は健康寿命をのばすための基本
2020年の東京オリンピック開催に向けて、東京都も「受動喫煙防止条例」などで快適に過ごせる街づくりを進めているようです。
くわしくは、保健所に置かれているパンフレットやチラシ、東京都福祉保健局のホームページ(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/tokyo/kangaekata_public.html
)で見ることができます。
「卒煙を考えよう~禁煙成功へのセルフメソッド~」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/kitsuen/leaflet/sotsuenwokangaeyou.files/kinenshien.pdf
家族や友人、同僚などで、「やめたいけどやめられない」「禁煙に何度も失敗している」という人がいたら、ぜひすすめてみてはいかがでしょうか。
今や100歳まで生きる時代といわれ、年金がもらえる年齢もどんどん上がってきています。自分自身が健康で、長く働ける環境の整った企業が増えることは、私たちにとってもありがたいことですね。
喫煙者は役員になれない!就職もできないという現実
タバコを吸うのがかっこいいとされた時代もありましたが、今は、喫煙によって人生のステップアップも左右される厳しい現実。時代の流れを感じます。
タバコを禁止する「禁煙」ではなく、タバコを卒業する「卒煙」といったという言葉も広がりつつあり、身近になってきた禁煙。自分や家族の健康、将来を考えると、こうした取り組みで、日本全体がクリーンで健康的な環境になるといいですね。
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