この記事の監修
中村尚人さん
studio TAKT EIGHT主宰。理学療法士。著書に「腹筋革命」(飛鳥新社¥1000)、「コリと痛みが消える1分柔軟」(永岡書店¥1100)。
タクトエイト of ヨガ・ピラティス|TAKT EIGHT

八王子のヨガ・ピラティススタジオ。グループからプライベートまで対応可能。個別対応では、理学療法士が体を見立てて、オーダーメイドの指導を行います。
凝っている箇所は血流が悪い!!
首や肩がこっているのは、頭の重みを支える「僧帽筋」という筋肉が緊張してかたくなっているから。緊張した僧帽筋は血流が悪くなり、それが筋肉をもっとかたくするという悪循環に……!
即効のワザで血流を改善して、首や肩のコリを一気に解消しましょう。
即効のワザで血流を改善して、首や肩のコリを一気に解消しましょう。
電源オフのポーズのやり方
座ったまま頭を下に向けて、首や肩まわりの筋肉を重力から解放する、「電源オフのポーズ」。血流が一気によくなるので、一度やるだけで頭や肩が軽くなります。
[基本]頭の重さを支える筋肉を休ませるポーズ
体を倒して頭を下に向けることによって、頭の重さかのほか、重力からも僧帽筋を解放。体を内側に丸めることで、精神的にもリラックスできる効果が。
頭を下に向け30秒キープ
イスに座り、脚を大きめに開きます。その間に体を倒すようにして、頭を下に向けて30秒キープ。
ゆっくり5秒かけて半分まで起きる
時間をかけて、ゆっくり体を半分まで起こしてきます。急に起きると貧血になるので必ず5秒かけて。
さらに5秒かけて正面を向く
5秒かけて完全に起き上がったらそのままリラックスして、さらに5秒キープ。食後を避けて行いましょう。
立って行う時は、壁を使うと安定
足を腰幅に開いて壁際に立ち、お尻を壁につけたら、上半身を下に倒します。
起き上がり肩はイスの時と同様に。お尻はずっと壁につけておくと安定します。
起き上がり肩はイスの時と同様に。お尻はずっと壁につけておくと安定します。
3分間目を閉じ体温を感じて。めぐりアップ瞑想
「手の平で体温を感じると、リラックスする」という作用で、肩まわりをほぐすのが「めぐりアップ瞑想」。大きい筋肉がある太ももをタッチし、その体温を利用した瞑想法です。肩まわりがゆるんで、コリがラクに。
イスに座って目を閉じ、温かいところをイメージ
イスに座り、軽く目を閉じます。手は太ももの上に。3分間呼吸に集中します。暖かいところでリラックスするイメージをすると集中しやすくなります。
自宅でも職場でも、こったなと思ったらすぐトライして!
すぐに肩が軽くなるのを感じられますよ。
すぐに肩が軽くなるのを感じられますよ。
イラスト/ササキサキコ
(からだにいいこと2015年4月号より)
(からだにいいこと2015年4月号より)