血流改善!「貼るカイロ」冷え追放に効果的な3か所はココ!

公開日:2018.11.30

更新日:2019.11.1

血流改善!「貼るカイロ」冷え追放に効果的な3か所はココ!

「貼るカイロ」は、体中のあちこちに使わなくても、冷え解消ポイントに集中して貼れば、効率的に冷えが追放できます。解消ポイントは、「お尻の穴」、「鼠蹊部(そけいぶ)」、「首すじ」の3点。場所の説明とカイロの貼り方を紹介します。実践すれば、全身の血流がよくなってポカポカに。手足の冷えも改善でき、自律神経が整うので免疫力までアップしますよ。外出先で役立つ、「服の外から貼るおすすめポイント」も紹介します。

この記事の監修

班目健夫(まだらめ たけお)さん

青山・まだらめクリニック院長。西洋医学、東洋医学の利点を融合した統合医療を実践する。著書に『免疫力を高める「副交感神経」健康法』(永岡書店 ¥1,080)他

血液循環の多い最強ホットポイント「お尻の穴」

肛門の周りは「静脈叢(じょうみゃくそう)」といって、多数の血管が網の目のように集中しています。この“血液循環の要”にカイロを貼ると、温められた血液が効果的に全身に巡り、冷えを解消します。体で1カ所だけ貼るなら、お尻の穴がおすすめ。
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●お尻の穴の温め方・肛門を中心に下着に貼る
カイロを貼るのは、服の上からでもいいのですが、下着に貼るとすばやく熱が伝わります。カイロの中央部分が、肛門に当たるように貼りましょう。

下半身の冷えをストップする「そけい(鼠経)部」

脚のつけ根のそけい部には、「大腿動脈」という太い血管があります。触れるとドクドク脈打つのがわかるはず。肌表面の近くにあるため熱が伝わりやすく、足先までポカポカに。
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●そけい部の温め方・脚のつけ根に沿って貼る
カイロを脚のつけ根のラインに沿って、斜めに貼っていきます。まず片方だけに当てて、順番に温めていってもOK。

椎前筋から上半身を巡らせる「首すじ」

首の前方にある「椎前筋肉群」がこっていると、血流が滞り、全身の血流量が減って不調の原因に。脳の働きも悪くなります。温めることでこりがほぐれて、巡りがよくなります。
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●首すじの温め方・首の左右の筋肉に当てる
のどの太い骨の左右にある筋肉を、上から下まで温めるようにカイロを当てます。首は熱くなりやすいので、左右交代でずらしながら温めて。

貼るカイロ、3つの注意点

1 汗をかきそうになったら外す

汗をかくのは必要以上に暑いため。逆に熱を放出して体温が下がってしまうので、汗ばんできたらカイロを外しましょう。

2 長時間当てない

貼るカイロは温度が50度前後なので「熱い」とは感じにくいですが、長時間つけると低温やけどの恐れがあります。また、体が冷えすぎていると熱さを感じないことも。違和感があったらすぐに取り、寝ているときは使わないように。

3 服と服の間に貼る

貼るカイロは熱量が少ないので、服の外に貼ると熱が逃げて効果が半減します。下着に貼って、上からシャツを着るなど、服の間に空気の層を作って効果を高めましょう。

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土踏まずに貼る

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足先が冷えるときは爪先に貼るより、皮膚が薄く熱が伝わりやすい「土踏まず」を温めるのが正解。冷えやすい足の甲のほうまでぐるりと貼りましょう。

外で寒いときは耳に当てる

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外出先で寒いときは耳にカイロを。耳を通る「迷走神経」は内臓とつながっており、体の中も効果的に温めます。脳の血流がよくなるので、うつのときにもおすすめです。
耳の表面だけでなく、耳を倒して裏側にも当てると、さらに温かくなります。
冷え追放ポイントがわかれば、たった3~4枚の貼るカイロで全身が温まります。冷えが解消すれば、疲れ、不眠、便秘、むくみ、肩コリなどの不調が改善できます。冷え知らずを目指しましょう。
イラスト/しおたまこ
(からだにいいこと2015年3月号より)
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