寝る前1分「おでこ伸ばし」で即寝落ち

公開日:2019.2.14

更新日:2019.11.1

寝る前1分「おでこ伸ばし」で即寝落ち

「ベッドに入っても、疲れすぎて眠れない…」、そんな人は、東洋医学でいう“血”と“気”のめぐりの悪さが原因だとか。スマホなどで脳を酷使していると、“おでこ”の血と気が滞ってしまうのです。そこで、おでこをほぐす「おでこ伸ばし」。体温アップと同時に体の緊張がほぐれてぐっすり眠れますよ! 毎晩1分からでOKと、とても手軽。今晩からやってみて。

この記事の監修

中川忠男さん

萬生健康治療院院長。鍼灸を中心に温熱療法、整体などの技法を使い、独自の健康法を考案。著書に『おでこ伸ばし』(かんき出版¥1,296)。

脳の血流がアップして全身ポカポカ!

ふだん触る機会が少ない“おでこ”ですが、手で伸ばして刺激すると全身の血流がアップします。そのワケは、おでこの裏にある脳の前頭葉の血流が高まり、副交感神経が優位になるから。全身に血がめぐり、即ポカポカに。その後、熱が放出されて体温が下がるとき、自然と眠くなります。

頸椎のゆがみを矯正してコリ&眼精疲労を解消

寝ながらおでこを上に伸ばすと、首の頸椎が正しい位置に戻ります。すると、首のつけ根や肩まわりの筋肉のコリがほぐれて体が軽くなります。さらに目のまわりの血流がよくなり、眼精疲労も解消。眠りにつきやすくなります。

回す・ゆらす・引き上げるの3ステップ「おでこ伸ばし」

毎晩1分からでOK。回す・ゆらす・引き上げるの3ステップで、全身の緊張がスーッと抜けてぐっすり眠れます。

「おでこ伸ばし」のやり方

 (4619)

ステップ1 おでこ回し
仰向けに寝て、頭の下に枕を置く。リラックスして目をつむり、右手をおでこに密着させ、左手を重ねる。おでこを押しながら反時計まわりに回す。ゆっくり回したり、早く回したり、緩急をつけて15秒続ける。
 (4620)

ステップ2 おでこゆらし
両手でおでこを押しながら、上下にゆらす。大きくゆっくりゆらしたり、小刻みにゆらしたり、緩急をつけて15秒続ける。目を強く押さないように注意して。
 (4621)

ステップ3 おでこ引き上げ
おでこを押しながらグーッと上方に引っぱる。引っぱりながら大きく息を吐き、そのまま深呼吸して30秒キープ。全身の力が抜けてくるのを感じながら、1~3を眠くなりまでくり返す。

冷えで眠れない人は「足首パタパタ」をプラス

 (4625)

おでこを引き上げながら、左右の足首を交互にパタパタと動かすだけ。頭から足先まですばやく血液がめぐり、全身がポカポカに。夏でも靴下が手放せない…という万年冷え性さんでもあったかさを実感できます。

睡眠中息苦しい人は「お腹へこませ」をプラス

 (4626)

おでこを引き上げながら、へその下をグーッとへこませて深呼吸。すると、へそ下にある体の中心“丹田”へ気がめぐるようになり、呼吸が深くなります。また腸をほどよく刺激するので、翌朝のお通じがスムーズになる効果も。

昼間もやって!後頭部のツボを刺激し疲れをほぐす

日中はイスに座っておでこ伸ばしをしましょう。顔を上に向け、できればイスの背もたれに後頭部と首の間を当てて行いましょう。後頭部にあるツボ「風池(ふうち)」「天柱(てんちゅう)」を同時に刺激し、目の疲れ、肩コリ、頭痛の解消に効果的です。
 (4627)

寝つきも寝起きもよくなって、朝いちばんからイキイキと動けるようになりますよ!
イラスト/ しおたまこ
(からだにいいこと2016年10月号より)