ダル重疲れの原因は食べ過ぎ!? 疲労回復に効く食べ物はコレ!

公開日:2019.6.19

更新日:2019.6.19

ダル重疲れの原因は食べ過ぎ!? 疲労回復に効く食べ物はコレ!

ちゃんと寝ているのに、翌朝、「疲れが取れてない」「体が重い」と感じることはありませんか? その疲れ、もしかすると「食べすぎ」が原因かもしれません。胃腸に負担がかかると、からだが疲れたり、よく眠れなくなったりすることが。そこで疲労回復に効く食べ方、教えます!

疲れの原因は「食べすぎ」による消化の負担?

胃腸は食べたものを消化し、栄養を吸収するという大きなはたらきをしています。しかし、夜遅い時間に食べたり、ドカ食い、早食いなどをすると、消化に負担と時間がかかります。
胃腸の処理能力が限界を超えると、消化吸収にかかわる自律神経の負担が増えて体が疲れたり、睡眠の質に影響することが。
思い当たる人は、消化の負担を減らしてみませんか?

その疲れ、「食べすぎ」が原因? セルフチェック

□1. 夕食の時間が遅い、夜食を食べる
□2. 早食い、ドカ食い、ストレス食いをすることが多い
□3. 魚よりも肉が大好きだ
□4. てんぷらやとんかつなど脂っこい食事が多い
□5. 甘いお菓子やパン、パスタなど、糖質が大好きだ

【判定】1個でも◯があれば、「食べすぎ」疲れかも!

1~2個当てはまる人は、胃腸に負担がかかっており、疲れの原因となっている可能性あり。
3個以上当てはまる人は、「明らかな食べすぎ」です。今、とくにトラブルがなくても、将来、生活習慣などのリスクがあります!

1● 本来休息時間である夜に食べると、胃が消化活動を続けるため、からだが休まらず、疲れの原因に。
2● 早食いやドカ食いも消化の負担になります。
3● 魚にくらべると、肉、とくに脂身の部分は消化しにくいものです。
4● 油も消化しにくく、胃の負担になりやすいものです。
5● 極端に糖質が好きな人は、血糖値の急上昇・急降下を招くため、疲れやだるさを起こしやすくなります。

「疲れをとる食事」は、消化のしやすさに注目!

疲労を回復させたいなら、消化のよい食事をとることが大切。食物繊維の量・脂肪や油の量・かたさ・調理法で、消化のよいもの・悪いものに分かれます。
消化のよいものを選び胃の負担を減らすことで、疲れを取りのぞき、すっきりした気分で朝を迎えることができますよ。

食材別消化にかかる時間

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消化にかかる時間は食材によって異なります。疲れているときは、果物や野菜、おかゆなど、胃への負担が軽く、消化の速いものがおすすめです。

どっちを選ぶのが正解?疲れを取る食品の◯と☓

ここでは日常的な食品を、消化のよいもの、悪いものに分けて紹介します。
消化の悪い食品は小さく切る、煮るなどして、消化しやすい形で食べるようにしましょう。

【主食類】

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白米やうどんなどの色が白い食品、つまり精製した穀物でつくったものは消化によい食べ物です。煮る、焼くなどの調理法も消化にはGOOD!
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玄米、雑穀などの精米していないものは、食物繊維が多く、消化の負担に。ラーメンや焼きそばなど油を使用した料理も消化には☓。

【肉・魚・大豆製品・乳製品】

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牛乳のスープや野菜を煮込んだものは、消化がよいもの。肉なら脂肪の少ない鶏むね肉が消化の点ではおすすめです。魚は赤身より白身を選ぶようにしましょう。
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肉類、肉の脂身の多い部分、脂肪の多い加工品などは消化に時間がかかります。また、貝類のようにかたいものも消化の負担になるので☓。

【野菜・いも類・果物】

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野菜や果物は食物繊維の少ないものが消化に◯。消化のよい野菜を煮る、蒸すなどの調理法で料理をすればさらに消化しやすくなります。
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食物繊維が多い野菜や果物は☓。漬物はかたいので消化の負担になってしまいます。野菜も揚げ物にすると油が消化の負担に。
消化が良い食事で疲れが軽くなるなら、「食べ過ぎ」が犯人の可能性大です。
朝から重だる〜い疲れが気になるなら、まずは食事を見直してみて!

この記事の監修

大越郷子さん

料理研究家、管理栄養士。服部栄養専門学校卒業後、病院栄養士として4年間勤務。その経験を生かし、書籍や雑誌で活躍中。著書に「その疲れ、もしかすると食べ過ぎでは?ゆるレシピでからだクリーニング」(小学館 ¥1,296)
イラスト/多田景子
(からだにいいこと2019年7月号より)