この記事の監修:ジョン・ムーアさん
オーガニックコットンを選ぶ意味
コットンは、綿の種を包んでいるフワフワとした綿花から取れる繊維。主な生産地は、インド、中国、アメリカ、パキスタンなどで、日本ではわずかな量しか生産されていません。
綿花畑は世界の農地の約2.5%を占めます。しかし、その農地に対し、殺虫剤は全世界使用量の約15%、化学肥料や除草剤の使用量も全世界の約11%と、非常に多くの農薬が使われているのです。この数字からもわかるように、綿花が育つ環境は汚染され続けています。
土ばかりではありません。水や大気などの自然環境、そして農場で働く人々の健康にも影響は及んでいるのです。世界の約半数のコットン生産者が化学物質による健康被害に苦しんでいると言われています。
コットンから見える未来を考えてみましょう。子どもたちの笑顔はそこにあるでしょうか? 私たちはもう何十年にもわたって、未来の地球と子どもたちから様々なものを搾取してきました。地球もそれに疲れてしまったように思います。
しかし、オーガニック農法のような循環できる仕組みに切り替えていけば、少しずつでも、返還することができるのです。オーガニックコットンを選ぶこと。それは、地球と私たちの未来を変えるアクションになるのです。
オーガニックコットンの種まきイベント
ジョンさんからの一言
ジョンさんがアンバサダーを務めるオーガビッツとは?
orgabits
