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あたたか子宮でPMS撃退!腰痛や肩こりにも「こんにゃくお灸」

PMSや生理痛への即効性で注目なのが「こんにゃくお灸」。からだの中心である子宮をあたためることで全身のめぐりがよくなり、腰痛や肩こりの改善も期待できますよ! 冷房冷えのお悩みにもおすすめです。

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日本古来の療法「こんにゃくお灸」のじんわり熱が効く!

「生理前後は子宮が緊張し、硬くなります。ここを直接温めてゆるめることで、PMSや生理痛が改善しますよ」と指圧師の橋爪佐和子さん。PMSなどの婦人科のお悩みはもちろん、からだの中心である子宮を直接温めることで全身のめぐりがよくなり、さまざまな効果が期待できます。

子宮を温めるには、皮膚の表面を乾燥させずに、温かさをじっくり浸透させるこんにゃくの湿気を含んだ熱が理想的。テレビやスマホを見ながらの〝ながら”でOK、ホカホカと気持ちよくリラックスできますよ。

こんにゃくお灸のやり方

生理が始まる3日前くらいからスタートし、1週間に2~3回行って。

準備するもの

●こんにゃく 1枚   
●ジッパー付きポリ袋  2枚(電子レンジ対応のもの)
●フェイスタオル 1~2枚

【 1 】こんにゃくを袋に入れ、口を開けたまま、電子レンジ(500W)で1分30秒ほど加熱。

こんにゃくお灸

【 2 】 なるべく空気を抜いて口を閉じ、もう1枚の袋に入れて二重にする。
 ※熱いのでやけどしないよう注意を。
 ※完全に閉じていないと水漏れするので、ピッチリ閉じて。

こんにゃくお灸

【 3 】②をフェイスタオルで巻く。

こんにゃくお灸

【 4 】膣のあたりに当てて、上から座り、座り心地のいい位置に調整する。20分ほど温める。

こんにゃくお灸

*初めは熱をあまり感じませんが、次第に強く伝わってきます。熱すぎたらタオルを増やして調節して。
*こんにゃくは袋のまま冷蔵庫に入れ、次回そのまま温めて使えます。水分がなくなり使い心地が悪くなったら交換を。
*使用後の水分が抜けてスカスカになったこんにゃくは、シンクこすりの掃除などに活用できます。
*万が一、使用中に気分が悪くなったり異変を感じたら、やめてください。

俳人の正岡子規が、腰痛の解消に行ったという記録も残っている「こんにゃくお灸」。
男女年齢問わず、冷えからの血行不良に悩む人は試してみてくださいね。

イラスト/なかきはらあきこ
(からだにいいこと2017年9月号より)

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