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自己肯定感が低いと生きづらい理由は?自分を変える3つの方法

人間関係がなぜかうまくいかない…。その背景には「自己肯定感」の低さが関係しているかもしれません。生きづらさを解消するために、自己肯定感を高めるポイントを紹介します。

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自己肯定感が低いと人間関係をこじらせる原因に?

メンタルアップマネージャ(R)の大野萌子さんに人間関係でストレスをためない方法を教えてもらうこちらの連載。第18回目のテーマは、「自己肯定感の低い人の特徴と、自分を変える方法」です。

人付き合いがうまくいかないのは、その人自身の「自己肯定感が低い」ことが影響しています。人間関係のトラブルが続く原因は、あなたの自己肯定感にあるかもしれません。

そもそも自己肯定感とは、読んで字の如く、「ありのままの自分をそのまま認められる」という心理状態です。わかりやすくいうと、自分の言動に自信を持ち、自分らしく振る舞えるということ。どんなときも自分に「OK!」が出せることが、自己肯定感です。

自己肯定感が低いと、自分に自信を持てず、周囲の顔色ばかりを伺うようになってしまいます。それが人づきあいのストレスになったり、周りからも「自分がない人」という目で見られる原因に。結果的に、自己肯定感の低さがさまざまな人間関係のトラブルへと発展してします。

自己肯定感が低い人、高い人の特徴

周りを見渡すと、自分に「OK!」を出せる「自己肯定感の高い人」と、自分に否定的な「自己肯定感が低い人」がいませんか? 

個人の自己肯定感はさまざまな要因で育まれますが、特に大きな影響を与えるのが、生まれ育った環境にあると言われています。

人間関係のスタートは「親子」から始まります。親の愛情を無条件に感じ、ありのままの自分を認めてもらえていると感じて育つと、自己肯定感は高くなります。

逆に、いつも自分を否定されたり、「〜してはダメ」などの制限をされると、自己肯定感が育ちません。こうした子どもの頃からの刷り込みが、無意識の思い込みとなり、自己肯定感が高くなるか、低くなるかに影響します。

また、自己肯定感が高い人は自分も他人もともに尊重できるので、人間関係がスムーズに運びやすく、さらに自分のあり方に自信を深めて、自己肯定感がますます高まっていきます。

一方で、自己肯定感の低い人はどうしても人と自分を比べてしまい、人間関係のトラブルに悩むことが多く、「だから自分はダメなんだ」と、どんどん自己肯定感が低くなってしまう傾向があります。

自己肯定感

では、自己肯定感の低い人と高い人では、言動や思考、人間関係などに具体的にどんな違いがあるでしょうか。

【自己肯定感が高い人】
・自分の考えに責任を持って主体的に行動できる
・「人は人」、「自分は自分」と分けて考えられる
・自分を認められるので、他人を認めることもできる
・周囲との人間関係が安定しやすい
・子どもを一人の人間として見守ることができる

 みんな違ってみんないい

【自己肯定感が低い人】
・自分に自信がなく、自分らしく行動できない
・人にどう思われるかということをいつも最初に考えてしまう
・本音を言うと嫌われたり、拒絶されるのではないかという不安がある
・いつも受け身になりがち
・夫や子どもに依存している
・気持ちが不安定で人間関係のトラブルを引き起こしやすい
・子どもに任せるより、親が先回りして自分の思い通りにしようとする子育てをしている

自己肯定感

自己肯定感の低い人の口癖と思考のクセ

自己肯定感の低さは、生まれてからのさまざまな経験により、無意識に蓄積しています。それだけに、自分では気づきにくい場合も。自己肯定感の低さは、口癖や考え方のクセにも現れます。

当てはまる数が多い人ほど、自己肯定感が低い可能性があります。

□口癖は「私なんて」「どうせ〜」「私には無理」
□自分の意見を聞かれても「何でもいい」「みんなに合わせる」とすぐ言ってしまう
□人をうらやましく感じることが多い
□人を批判的に見て、マウンティングしてしまうことがある
□自分の本音を言うことや、人に意見することが苦手
□周りの人が自分をどう見ているかが、とても気になる
□人に嫌われるのがとても怖い
□自分の意見なんて、誰も聞いてくれるわけがないと感じる

人間関係がラクになる「自己肯定感」を高める3つの習慣

自己肯定感が低いと他者に肯定されたい欲求が高まり、結果的に他人に振り回されることが多くなって、生きづらさを感じやすくなります。

無意識に低くなる自己肯定感を高めることで、人づきあいのトラブルを減らせたり、人と上手くコミュニケーションがとれるようになります。

(1)小さな成功体験を重ねる

自己肯定感アップ

自己肯定感は急に上げられるわけではありません。少しずつ、誰かから肯定してもらう小さな成功体験を積み重ねることで、「そのままの自分でいいんだ」という気持ちが育ちます。

例えば、家族とお互いに「ありがとう」の気持ちを言葉にしてみるのもおすすめです。自分が積極的に家族への感謝を口にすると同時に、自分も家族に感謝され、認めてもらう経験ができます。

(2)自分自身が満足できることを習慣にする

 自分を認める

小さなことでもいいので、自分が好きなことを、毎日続けてやってみましょう。ポイントは、人からどう思われるかに左右されず、自分が満足できるかどうか。自分が好きか嫌いかを判断することは、自分らしさを見つけることにもつながり、自己肯定感が高まります。

例えば…お茶を丁寧に淹れる、花を飾る、散歩をする、好きな本を読む、アロマを楽しむ など。

(3)好きじゃないこと、向かないことを手放す

好きじゃないことを手放す

ずっとやりたいと思っていても、なかなか手がつけられないことは、「できない自分」という自己否定につながりやすくなります。行動に移せないなら、固執せずに思い切って一度手放してみましょう。

失敗ばかりで続かないことは、本当は好きではないのかもしれません。「やっぱりダメだった」と落ち込むくらいなら、すっぱりやめることでネガティブな気持ちをクリアにできます。

「なんだか生きづらいな〜」と人生に悩む根底には、自己肯定感の低さがあります。自己肯定感を高めることは、人生をもっとしあわせに生きるためのチケットとなります。

それにはまず、自分の自己肯定感の低さに気づくことが必要。それを自覚して、「このままではイヤだ!変わりたい!」と思うことが、自己肯定感を高める第一のステップになります。

取材・文/工藤千秋 イラスト/地獄カレー

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