老眼にならないための7つの生活習慣

公開日:2018.10.30

更新日:2018.11.6

老眼にならないための7つの生活習慣

目の老化は20歳頃から始まりますが、症状として現れるのは40代。しかし老眼がものすごく進む人もいれば、何の不調もない人もいます。この差は生活習慣によるものが大きいのです。老眼にならない7つの習慣を紹介します。目の老化にブレーキをかけましょう。

朝晩2回、遠くをキョロ見

通勤や買い物、散歩のときに空、木、遠くの看板など周りの景色をキョロキョロ眺めましょう。手元ばかり見ているとピント合わせを助ける目の筋肉「毛様筋(もうようきん)」が緊張しっぱなしに。これが老眼や眼精疲労を悪化させるので、遠くを見てゆるめる必要があります。様々なものを見て眼球を動かすと毛様筋の筋トレになり、目の疲れも抑えられます。
まつげの生え際の内側には「マイボーム腺」という小さな穴がたくさんあります。油を分泌して涙の乾きを抑えますが、アイラインなどの化粧品を目の際までつけていると詰まってしまいます。涙が蒸発しやすくなるので、アイメイクは薄めに。また洗顔のついでに上下のまぶたをマッサージし、油の分泌を促して。縦に10回、横に10回、最後にグルッと円を描くように3回さすればOK。

目を大きく見開いて閉じる

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目はまばたきすることで、涙が表面に行き渡り潤います。通常は1分間に10~20回まばたきをしますが、スマホをじっと見るときは5~6回にまで激減。ドライアイになってしまうので、目をよく使ったな、と思ったら意識して大げさにまばたきを。やり方は「目をできるだけ大きく見開いた後、3秒間閉じる」を5回。じわっと涙が分泌され、目がイキイキ。目の緊張もやわらいで、疲れがリセットできます。

鮭とほうれん草を食べる

目の健康にも栄養バランスのよい食事は大事。目の老化予防に特におすすめな成分が「アスタキサンチン」「ルテイン」「ゼアキサンチン」の3つ。目の網膜の入り口にある狭いフィルターを通過して、強い抗酸化力を発揮します。アスタキサンチンは鮭、ルテインとゼアキサンチンはほうれん草に豊富です。

ヒールのある靴を履く

目の血流や神経の流れが悪いと、目の様々な機能が低下して不調や病気につながります。その原因となるのが、悪い姿勢。正しい姿勢をキープするのにはヒールの靴を履くこと。自然と骨盤が立ち、背筋が伸びます。ヒールは自分が歩きやすい高さでOK。ペタンコ靴はラクですが、姿勢が悪くても歩けてしまうので、毎日は避けましょう。

部屋を真っ暗にして寝る

寝るときに常夜灯をつけている人は多いかもしれません。しかし、目を閉じていても光は感じるもの。眼球の負担になるので、寝るときは寝室を真っ暗にして。灯りがないと眠れない人は、「灯りをできるだけ目から遠い場所に置く」「タイマーつきの照明に変える」など工夫しましょう。熟睡にもつながり、朝スッキリとした目で起きられます。

メガネにこだわる

30代後半から40代は、老眼があるのに気づいていなかったり、気づいても放置する人が多いようです。合わないメガネをかけたり、老眼鏡なしで生活するのは、目に大変な負担です。年1度は眼科を受診し、今の目に合うメガネを使って。近視の人も、近くが見づらければ老眼鏡が必要です。また目の老化や病気には、紫外線とブルーライトが強く影響します。この2つのカット機能も必ずつけましょう。
老眼にならない7つの生活習慣は、疲れ目や緑内障などの目の病気予防にもなります。日々酷使している自分の目を大切にいたわりたいですね。

この記事の監修

味木 幸(あまきさち)さん

あまきクリニック院長。スマホ時代のアイケアを積極的に提案。著書に『近視・老眼を放っておくと脳がバカになる』(青萌堂 ¥1,080)ほか。

イラスト/なかきはらあきこ
(からだにいいこと2016年7月号より)