知ればこわくない!「更年期ってどういうもの?」

公開日:2019.2.14

更新日:2019.2.14

知ればこわくない!「更年期ってどういうもの?」

更年期は、誰でも通る人生の通過点。体の変化や辛い症状に悩む人も少なくなく、正しい知識がないままに、不調を感じても対策がとれず結局ガマンしてしまう人も。そのガマンは、心の不調にもつながります。まだずっと先と思う方も、そのさなかにある方も、更年期を正しく知ることから始めませんか?

更年期経験者1,014人に聞いたアンケート

まずは更年期経験者に聞いた「更年期を振り返って」というアンケート結果から、みんなが更年期にどう向き合ったかを見てみましょう。※2014年実施 NPO法人「ちぇぶら」による
*NPO法人 ちぇぶらによるデータ (4586)

via *NPO法人 ちぇぶらによるデータ
半数以上が更年期に関する知識を事前にもっていなかったことが判明。症状が出てからも、「適切な対策を立てられなかった」という声が多くありました。
 *NPO法人 ちぇぶらによるデータ (4590)

via  *NPO法人 ちぇぶらによるデータ
不調を感じても「年齢だから仕方がない」「忙しいから」とガマンしてしまう人が多く、人知れず悩んだり、苦しんでいる人が多いことがわかります。

では、更年期って? 更年期症状と更年期障害はどう違う?

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卵巣から分泌される女性ホルモンが加齢に伴い分泌量が低下することで、心身にさまざまな変化や不調が出るのが更年期。日本人女性では、閉経の平均年齢50歳の前後5年間、45歳~55歳の10年間に自覚する人が多くなります。ただし、症状が出る時期もその内容も、人によってさまざま。不調はプレ更年期と言われる30代後半から始まっている場合も。
具体的な症状は、ほてり、のぼせ、発汗、手足の冷え、倦怠感、肩こり、イライラ、うつ、不眠など多岐にわたります。それが日常生活に支障をきたすほどになれば「更年期障害」に。

あなたはいくつ思い当たる? 更年期症状セルフチェック

下記は更年期に表れやすい症状です。思い当たる項目にチェックして、点数を合計してみて。
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さて、結果診断は? 問題あり? なし?

引用文献:小山嵩夫「更年期・閉経外来 更年期から老年期の婦人の健康管理について 日本医師会雑誌109:259-264,1993」より (4592)

via 引用文献:小山嵩夫「更年期・閉経外来 更年期から老年期の婦人の健康管理について 日本医師会雑誌109:259-264,1993」より

生活習慣の見直しを。バランスの良い食事や運動習慣が大切

自律神経と密接な関係にあるのが女性ホルモン。その分泌量の低下で、イライラやうつなどの精神症状を訴える女性も多くなります。そこで生活習慣の見直しを。食事で必要な栄養をしっかり摂ることや、運動を習慣づけて自律神経を整えることをこころがけて。また、女性ホルモン値が低くても、気の持ち方で症状が抑えられる面もあるようです。楽しいことを積極的に見つけるのもおすすめです。

これからの豊かな人生のために心と体に向き合う大切な時期

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更年期は、これからまだまだ続く人生をより健康に美しく過ごすための、心と体に向き合う大切な時期。更年期の症状は十人十色です。事前に正しく知ることで、自分の症状にあった対処法を見つけることができ、悪化させずにすみます。そして気軽に相談できる医師を確保しておくと安心ですね。正しく知って備えることで、笑顔で乗り切れますよ!

この記事の監修

永田京子さん

NPO法人「ちぇぶら」代表。プレ更年期、更年期の女性が少しでも快適に過ごせるようフィットネスと更年期の知識を啓発。交流の場の提供や出張セミナーを開催。https://www.chebura.com/
撮影/清水紘子 イラスト/みやしたゆみ
(からだにいいこと2017年11月号より)