読者が実践、これが効いた! PMS解消テク

公開日:2019.4.9

更新日:2019.4.9

読者が実践、これが効いた! PMS解消テク

10代で初潮を迎え、50代で閉経するまで、多くの女性がわずらわされるPMS(生理前症候群)。イライラや腹痛、頭痛、気分の落ち込みや眠気など、人によって症状はさまざまです。入浴から飲み物まで、あの手この手でPMSのツラさをしのぐ、からだにいいこと読者の対処法を紹介します。

自分に合う方法を見つけるが勝ち! ただしPMDDには注意して

症状別に、PMSに悩まされてきた読者が効果を実感した対処法に、婦人科医の善方裕美さんからのアドバイスもいただきました。
ただし、月経前にひどい抑うつや気分の落ち込み、情緒不安定などの強い精神的症状が出るなら、それはPMSではなく、PMDD(月経前不快気分障害)かも。PMDDには専門家による適切な治療が必要なので、思い当たる人は受診してくださいね。

【症状】頭痛

寝込むほど強い痛みが軽減、ツボ押しで動けるように!

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40歳ごろからPMSの症状が悪化し、強い頭痛に襲われるようになったM.Kさん(45歳)。プロに受けた施術をきっかけに、自分でもツボ押しを実践。入浴後に、指やゴルフボールで足裏のツボ『湧泉(ゆうせん)』やかかと周りを刺激します。「寝込むほどの痛みが激減し、普段の7割程度には動けるようになりました」

ひどい頭痛も、蒸しタオルで両耳を温めると楽になります

K.Tさん(36歳)も、ひどい頭痛に襲われるのが悩み。そんな時は長いフェイスタオルを濡らしてレンジでチン。「できた蒸しタオルを首にかけ、タオルの両端で耳を温めると、痛みが楽になります」

⚫️善方先生より
ツボ押しは体調改善効果があって◎。蒸しタオルは、脈打つように痛む片頭痛の人は避けましょう。温めると症状が悪化することもあります。

【症状】気分が沈む

お腹マッサージでほっとした気分に

気分が沈みがちな月経前に、目覚めた後と寝る前にお腹をマッサージしているのは、E.Kさん(35歳)。あお向けに寝て、おへその周りをらせん状に2~3分手で撫でると、「体がじんわり温まり、ほっとして落ち着きます」
⚫️善方先生より
マッサージはおすすめ。自分でやっても良いですが、誰かにやってもらうと、ストレス軽減ホルモンのオキシトシンが増えると言われています。

【症状】腰痛

バスタオルで腰を浮かせると、痛みがマシに

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月経前は腰が痛くて仕方がないというのは、N.Mさん(44歳)。横になるときは、バスタオルを丸めたものを一時的に腰の下に入れて腰を浮かせます。すると「血行が良くなるのか、痛みがマシに。腰がまっすぐになって、気持ちもいいですよ」
⚫️善方先生より
タオルで骨盤の位置を調整したおかげでしょう。自分なりに解決法を持つのは良いことですね。

【症状】イライラ

1日5杯のハーブティーでイライラを撃退!

月経3日前ごろから1日5杯のハーブティーを飲んで、イライラや不快感に備えているのは、S.Kさん(40歳)。「食後3回と午前午後の食間に、はと麦ルイボスティーやペパーミントティーなどを飲みます。」腹痛や肌荒れにも嬉しい効果が。
⚫️善方先生より
香りは精神安定をもたらすことも。このように自分に合うリラックス法を見つけることは、とても大事です。

【症状】むくみ

エプソムソルトのお風呂につかって、むくみ解消

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PMSの間はむくみがひどくなり、全身が水を含んだように重だるくなるS.Nさん(45歳)は、エプソムソルト(硫酸マグネシウムの結晶)の入浴剤がお気に入り。「湯船に入れて5~6分肩までしっかりつかると、汗がよく出て、全身のむくみがスッキリ!」

⚫️善方先生より
むくみは、体が水分をためやすくなるために起きると考えられます。入浴は体が温まり、血流が良くなるのでおすすめ。汗をかけるのもいいですね。

【症状】だるさ

1日15分の朝晩ヨガで、重だるさをほぼ感じなくなった!

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体が冷えて、会社を休みたくなるほどだるく、眠くなるのは、Y.Kさん(40歳)。
そこで出勤前と帰宅後に、15分程度のヨガを実践。股関節周りの血流を良くするものを中心に行ったところ、今や症状をほとんど感じないまでに。「時間がなくても、『真珠貝のポーズ』などを短時間でもやります」
⚫️善方先生より
ヨガやストレッチなどの運動は体が中から温まるので大変おすすめ。冷えやだるさなどを根本から解消できます。

【症状】便秘

腹巻や温かい飲み物で体を温めたらスッキリ!

便秘になりやすいN.Aさん(41歳)は、冷たい飲み物を避け、温かい飲み物を摂るようにしています。さらに腹巻やレッグウォーマーで、特に下半身を温める工夫も。「便秘だけでなく、腹痛や腰痛も改善されます」
⚫️善方先生より
まさに私がいつも推奨している方法で、カイロなども効果的。卵巣機能も高まりますよ。
皆さんの方法や善方先生のアドバイスを参考に、自分にあったPMS対処法を見つけて、辛い時期を少しでもラクに過ごしましょう。

この記事の監修

善方裕美さん

よしかた産婦人科副院長。多くの悩める閉経期女性と向き合う。ホルモン療法だけでなく、食事、運動、代替医療など多方面からのアプローチで診療にあたる。
イラスト/小迎裕美子
(からだにいいこと2018年12月号より)