入浴効果を高める「90秒正座入浴」で血流を促進

公開日:2020.1.8

更新日:2020.9.17

入浴効果を高める「90秒正座入浴」で血流を促進

冷えの改善には欠かせない、温かいお風呂。この入浴中にもっと体を温め、ダイエット効果を高めるのが「正座入浴」です。お風呂の温め効果に、正座の血流促進効果が加わります。 お風呂の浮力で正座が苦手な人も楽にできます!

この記事の監修:金聖一さん

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腰痛改善に特化した女性専門治療院、聖和整骨院院長。30万人以上の施術実績から、正座による体の改善法を考案。著書に『「朝30秒の正座」で腰痛が治る』(ダイヤモンド社)。聖和整骨院 http://seiwa-seikotuin.com

正座の刺激で、入浴が究極のヤセ時間に!

「正座入浴は、湯船の中で約90秒、正座をするだけの入浴法。湯船の温め効果に正座の"血流を促す効果"と"骨盤のゆがみを矯正する効果"がプラスされ、相乗効果で体を温かく、ヤセやすい状態にします」と、柔道整復師の金聖一さん。

でも、正座を続けると足がしびれるように、むしろ血流が悪くなるのでは?
「90秒という短時間が効果的なんです」。
ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、下半身の血流を巡らせる重要ポイント。ここをお尻で加圧して一時的に血流を悪くすると、その反動で体は血流を高めようとします。お湯の水圧と温熱効果も合わさり、すみやかに血液が全身を巡り、90秒もすればポカポカに!

体が温まれば代謝が上がり、太りにくい体になります。また、正座をすると自動的に骨盤が安定してゆがみが矯正され、さらに脂肪が燃えやすい体に。正座が苦手な人も、湯船なら浮力が助けてくれてラクにできますよ!

温めヤセ効果バツグン! 正座入浴の4大効果

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【ふくらはぎを加圧して即、体が温まる】
ふくらはぎは滞りがちな下半身の血流を促す、ポンプの役割を担う部位。正座でふくらはぎ全体をお尻で加圧すると、ぐんと血流がアップ。入浴で温まる早さが通常の倍速に!
【ゆがみが改善して、お腹が凹む】
姿勢の悪さで骨盤がゆがむと、体がバランスを崩します。特に腹筋が使いづらくなり、お腹が太ることに。正座は骨盤がバランスよく安定するため、行うだけでゆがみがリセット!
【発汗力が増して、体のめぐりが改善】
「お湯の熱」「正座」というふたつの血流促進パワーが重なることで、体は一気に温まって大量に発汗。体のなかのよぶんなものの排出が促され、ヤセやすくなります。
【眠りの質が高まり、冷えない&太らない体に】
就寝前の正座入浴で体のめぐりが改善し、骨盤のゆがみがリセットされると、睡眠の質が高まります。疲労をしっかり回復して体の各機能を高め、冷えにくく代謝のいい体に整えます。

「かかと正座」入浴のやり方

正座のやり方は人それぞれ。でも、正座入浴で行うのは、両足のかかとをつける「かかと正座」です。コツを覚えて実践!
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【1. ひざをついて座り両かかとをつける】
湯船の中にひざをついて座り、両脚をそろえる。
両足のかかとをつけて、親指の間は軽く開く。
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【2. かかとをつけたまま腰を下ろす】
両足のかかとをつけたまま、かかとの上にお尻をのせるように腰を下ろす。
そのまま90秒ぐらいキープ。
その後は湯船から上がっても、ラクな姿勢で入浴を続けてもよい。

かかとが離れてはダメ!

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【 × 両足のかかとを離してべったり座らない】
かかとを左右に大きく開き、その間に腰を下ろす正座はNG。
ふくらはぎにお尻の圧がかかりにくい上、骨盤が開いてゆがみが悪化。
【1. つま先を立ててひざ立ちになる】
湯船の中にひざをついて座り、両脚をそろえる。
両足をそろえて、つま先を床に立てる。

【2. そのまま腰を下ろす】
かかとの上にお尻をのせるように腰を下ろし、
固くなった足指と足首をストレッチして10秒キープ。
その後、「かかと正座」を行う。

むくみやすい・末端が冷えやすい人には

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【1.ふくらはぎの上に逆脚を重ねる】
湯船の中にひざをついて座り、
左脚のふくらはぎの中央に右脚を重ねます。

【2. そのまま腰を下ろす】
腰を下ろして30秒キープ。逆側も同様に行います。
撮影/土井裕司 モデル/Lilia イラスト/大野彰子
(からだにいいこと2014年12月号より)