この記事の監修:山坂元一さん
伸ばして負荷をかけると、腹筋は効率的に鍛えられる
山坂さんは米国でNBA選手たちが行う科学的トレーニング法を習得。その後、医学的観点から筋肉を研究し、効率的に筋肉をつけるエクササイズを考案しました。
「筋肉は伸ばしたときに負荷をかけると、短時間で筋力がつきやすくなります」と山坂さん。お腹の前部分にある「腹直筋」は、収縮する機会はありますが、伸ばして負荷をかけることはほとんどありません。そこで山坂さんが考案したのが、「お腹やせ雑巾がけポーズ」です。
ただし、エクササイズ中は呼吸に気をつけるようにします。
「お腹の筋肉を使った深い呼吸は、それだけでもお腹を引き締める効果があります。息を止めたり呼吸が浅くなると、効果が半減。つねに深い呼吸を意識して体を動かすことを心がけて」
「お腹やせ雑巾がけポーズ」のやり方
1歩進むごとに息を吐き、6歩進んだところで息を吐き切り、腹筋に力を入れて姿勢をキープする。
Point1●ひざをまっすく伸ばす
Point2●肩幅に開き、手の平をしっかり床につける
【1】~【2】を3往復繰り返す。
動画でCHECK !
お腹ヤセに!雑巾がけよつんばい歩き
イラスト/後藤知江 ほか
(からだにいいこと2019年4月号より)