現役モデル直伝の「10秒セルライト流し」でスラリ美脚に!

公開日:2021.6.3

更新日:2021.6.3

現役モデル直伝の「10秒セルライト流し」でスラリ美脚に!

脚やせやむくみには、運動よりもマッサージが効果的。筋膜の歪みをリセットする「セルライト流し」は、代謝を上げてヤセやすい体質に。むくみをすっきりさせて、スリムな美脚を目指せます。

この記事の監修:鮎河ナオミさん

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モデル、サロン「Anti-Aging Salon Aoyama」代表。自身の体験からダイエットせずにヤセるマッサージを提案している。著書に『運動しないでキレイに瘦せる』(クロスメディア・パブリッシング )。

筋膜の柔軟性を上げれば、運動ゼロで脚ヤセが叶う!

「脚ヤセに運動は必要ありません。筋膜のゆがみを取れば、筋肉の動きが良くなって代謝が上がり、むくみ知らずのスッキリした脚になります」と話すのは、モデルの鮎河ナオミさん。

昔は激しいトレーニングと食事制限を繰り返していたという鮎河さんですが、12年前に筋膜の柔軟性の大切さに気づいてからは、運動やダイエットなしで美脚をキープしています。

「ハードな運動はダイエットに逆効果です。偏った運動や生活習慣を続けていると、体の一部に負担が集中。すると、筋肉を包む筋膜がゆがんで固まってしまいます。」
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【硬い筋肉】
筋肉が硬くなると縮み、骨が引っぱられて曲がってしまう。曲がっても折れないように、骨が次第に太くなる。

【柔らかい筋肉】
マッサージで筋膜と筋肉の血行を良くして柔軟性を保てば、骨は筋肉に引っぱられることなく、本来の形に。
筋膜のゆがみをリセットするのが「10秒セルライト流し」。筋肉や神経、血管、リンパ節などが集中する“スイッチ”を押すと、血行やリンパの流れが促進。筋膜のゆがみが取れ、多くの筋肉を一度に緩めることができます。

「筋膜が緩めば筋肉がよく動くようになります。すると代謝が上がり、老廃物が流れるようになるので、むくみやセルライトも軽減して行きます。毛細血管も元気になって、細胞から若返り、肌も明るく輝きますよ!」
マッサージで筋膜のゆがみを取ると……

姿勢の悪さや行動のクセで、筋膜のゆがみが発生。その日のうちにリセットするのが、ヤセ体質を作るコツ!
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(1)脚の付け根(鼠径部)やひざ裏などは、筋肉や神経、血管、リンパ節が集結。刺激すると、巡りの“スイッチ”がオン!

(2)血液やリンパの流れなどが改善。筋膜の柔軟性が上がり、ゆがみが解消。筋肉も動くようになり、代謝もアップ。

(3)筋肉が動くようになれば、蓄積した老廃物も排出。セルライトやむくみが消えて、キュッと引き締まった脚に!
筋膜や筋肉のゆがみが骨の形にも影響を与えています。「O脚やX脚は、ゆがんだ筋肉に骨が引っぱられて曲がった状態です。筋膜リセットで筋肉をほぐせば、次第に骨もまっすぐに」(鮎河さん)。
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ところで、筋膜って?

「人体最大の器官」として注目されている筋膜。筋膜がしなやかになれば、体の動きが変わります。
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筋膜とは、筋肉全体から筋線維の1本1本まで包む、網目状の薄い膜のこと。筋肉だけではなく、骨や内臓までつないで全身を包んでいることから“第2の骨格”と呼ばれています。
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【可動域が大きい】
ゆがみがない筋膜は筋肉同士の摩擦を防ぎ、体の動きをなめらかにします。体の可動域も大きくなるので、日常動作での消費カロリーが大幅にアップします。

【体の可動域が小さい】
薄い網目状の筋膜は、小さなよじれが発生すれば全体がゆがんでしまいます。ゆがみの発生で筋肉との間に摩擦が生じて可動域が狭まり、体が動きづらい状態に。
全身の組織を包む筋膜がゆがんで固まると、包まれている筋肉も動きづらくなります。筋肉が動かなくなると代謝が落ちるほか、肥満や腰痛、肩コリの原因に。
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脂肪細胞は水分のある場所に集まり、取り込む性質が。限界まで太った脂肪細胞は分裂して増え、数が減ることはありません。むくみを放置すると、2年でボコボコのセルライトに。むくみを毎日のマッサージで流すのが大切です。

太もものセルライト流しのやり方

太ももは運動不足などで筋膜が固まりやすく、脂肪を溜め込みやすい部位。お風呂上がりに行うと効果的です。
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座っている時間が長い人は、前ももの「大腿四頭筋」が固まりがち。太もも全体の筋膜と筋肉のゆがみをリセットすることで、余計な水分と脂肪が排出されます。
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イスに座って、脚の付け根(鼠径部)に親指を置く。体を前に倒して指を強く3回押し込む。ここが太ももの“ヤセスイッチ”。
CHECK ! ヤセスイッチとは?
筋肉や神経、血管、リンパ節が集まる部分が“ヤセスイッチ”。このポイントを押すと、効率良く筋肉を緩めることができます。
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ひざの内側にある少しくぼんだ部分に親指を置く。指に力を入れ、くぼみの周囲を動かしやすい方向に3周回してほぐす。
POINT ◎ 痛いほうが効く!
筋膜の下にある筋肉まで刺激を与えるために、少し痛みを感じるくらいの強さで押して。血行が良くなれば、痛みは減ります。
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4秒間、セルライトが気になるところをどこでも自由につまむ。これも少し痛いくらいに力を入れるのがポイント。
POINT ◎ セルライトを潰すつもりで
セルライトを潰すイメージで、ぜい肉を薄めにつまんで。ビシビシつまんでいくと血行も良くなり、次第に太ももが温かくなります。

ふくらはぎのセルライト流しのやり方

第2の心臓”と呼ばれるふくらはぎは、下半身の血流を心臓に戻すポンプの役割があります。老廃物を流せば、全身の代謝アップにも◎。
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ふくらはぎにある「下腿三頭筋」の筋繊維は細く、硬くなりやすいので、血行不良に陥りがち。筋肉と筋膜をまとめてほぐして、流れをキープ。
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イスに座り、ひざの裏のくぼみに指4本を当て、グッグッと強く5回押す。ここがふくらはぎの“ヤセスイッチ”。

後ろから見た手の位置にも注意。ひざ裏はリンパが停滞しやすい場所なので、老廃物があると痛みを感じる人も。しっかり押し流して。
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ひざ裏の少し下、ふくらはぎの付け根の中央に親指を当てる。そのまま足首まで、ふくらはぎ全体をほぐすように5秒かけて押す。
+αでもっとヤセる!
●押すときに息を吐く】
息を吐くと、筋肉が緩んで指が奥まで深く入るように。体の力を抜いてラクにやってみて。

●時間があれば「つまむ」「流す」
コリや冷えは老廃物が溜まっているサイン。つまむ、こするだけでも流れやすくなります。
撮影/神尾典行 モデル/倉松すみれ イラスト/後藤知江      
(からだにいいこと2021年4月号より)