この記事の監修
神藤多喜子さん
乳をゆらして熟睡すれば、ヤセホルモンの分泌UP!
よく眠るためには副交感神経を優位にさせることが大切ですが、仕事のしすぎやスマホの乱用で夜になっても交感神経が高ぶったままの人が多いはず。そこで、副交感神経を優位にしやすい入浴を活用。お風呂でバストをゆらしてほぐすと、循環がよくなり自律神経が整います。
「乳ゆらし入浴をすると、滞っていた胸部のリンパの流れがよくなるので血流がアップ。もちろん、酸素や栄養も全身に行き渡りやすくなるので、脂肪も燃焼しやすくなります。また、脂肪細胞から”ヤセホルモン”と言われるアディポネクチンも分泌されるので、代謝が上がって、ヤセ体質になれるのです」
「耳はホルモン分泌を司る脳下垂体につながり、胸と股は女性ホルモンの分泌を司る部位。
女性はこの3カ所をケアすることが大切です」。
「乳ゆらし入浴」のやり方
耳の下・横・上部をそれぞれつまんでクルクルと3回外に回し、上に3回ひっぱる。
浴室(湯船)で裸の状態で、右手の指の腹を、左側の肩甲骨の下に当てる。手を熊手の形にし、胸に向かって脇肉をガリ・ガリ・ガリと3回かき集める。反対側も同様に。
左の胸を右手で持ち上げ、左手を添え、鎖骨に向かって斜め上に小刻みに5回揺らす(1秒に2~3秒の早さで)。次に、下から真上に向かって5回揺らす。終わったら反対側も。
股のV部分を手の側面で上下に10回さする。リンパの滞りが解消して脚ヤセ効果がアップ。
(からだにいいこと2020年3月号より)