この記事の監修:吉田佳代さん
ツボをつまんでゆらして二の腕やせ
「臂臑と肱中に刺激が入ると、二の腕の血流がよくなってこりがほぐれ、溜まっていた老廃物が排出されるようになります」と言うのは、東洋医学に詳しい整体師の吉田佳代さん。
「腕の筋肉の血行が滞ると肩の血流も悪くなり、肩の痛みにもつながるのです」
「腕の深部まで刺激され、血中に溜まっている脂肪や筋肉に巻き付いている脂肪を浮き上がらせることができ、二の腕のぜい肉がすっきりします」
連動して、肩の筋肉のこりもほぐれ、四十肩の予防にもつながるといううれしい効果も!
二の腕の振り袖肉は、老廃物が溜まって筋肉に脂肪が巻き付いたような状態になっているのが原因。ゆらすことで筋肉の奥深くにある脂肪まで浮き上がり、排出されやすくなる。
●骨周辺の筋肉の癒着をはがして代謝UP
骨と筋肉が接する部分は骨や周辺組織、筋膜などと癒着して血流が滞りがち。ゆらすことで癒着がはがれると、血液の流れがスムーズになり、体が温まり、水分の代謝もよくなる。
二の腕のツボゆらしが効く理由
腕の血行がよくなると筋肉もやわらかくなり、肩への負担が軽くなります。
「二の腕ツボゆらし」のやり方
【1】2つのツボの位置を確認する
【2】ツボをつまんでゆらす
右手の人差し指と親指を、左腕の臂臑と肱中に当て(詳細はツボの見つけ方を参照)、いた気持ちいい程度の強さで5秒間つまむ。
(2)ねじるように左右に3秒ゆらす
いた気持ちいい強さでつまんだまま、3秒間、つまんだところを少しねじって左右に動かす。
2秒かけて指を緩める。
左腕が終わったら右腕も同様につまんでゆらす。