皮膚科医のオバ線 “STOP” 習慣

公開日:2019.7.5

更新日:2019.11.7

皮膚科医のオバ線 “STOP” 習慣

ほうれい線やおでこの横じわ、ゴルゴ線や首のしわ… マッサージやケアをまじめにやっているのに、じわじわ増えていく“オバ線”。ダメな生活習慣がケアの効果を半減させているのかも?と指摘するのは、皮膚科医の慶田朋子さん。やりがちな生活習慣をチェックして、今のうちにオバ線に歯止めをかけて!

この記事の監修

慶田朋子さん

銀座ケイ スキンクリニック院長。最新のレーザー照射と注射・注入治療を組み合わせた“メスを使わない美容皮膚科治療”に定評がある。皮膚科学の豊富な知識と、わかりやすい解説でメディアでも活躍。著書に『365日のスキンケア』(池田書店¥1,242)、『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館¥1,404)。

食事からストレスまで、そのダメ生活がオバ線を作る!?

ホルモンバランスの乱れや過剰なストレス、若い頃に浴びた紫外線の影響が出たりと、30~40代は、肌・体・心のすべてに変化が現れはじめる時期。

肌の若さをキープするためには、肌によくない生活習慣を見直して、ここで食い止めることが大切です。肌を再生するたんぱく質を摂ったり、筋トレで血流アップ、表情グセの予防など、いろいろな方向から少しずつ意識していけば、若さをキープできますよ。

“化粧水叩き込み” はバリア破壊でオバ線に

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「たっぷりの化粧水を叩いて浸透させる」は、実は意味なし。叩き込んでも、化粧水がよく浸透するわけではありません。
逆に肌表面のバリアを壊して、オバ線が拡大!肌は優しくあつかうのが正解です。

額の横じわは、紫外線ケアを怠る冬が危ない!

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紫外線ケアを忘れがちな冬は、乾燥によりバリア機能が低下。特に日に当たりやすいおでこは、横じわを作らないよう、しっかり日焼け止めを塗る、帽子をかぶるなどのガードを。UV対策は年中油断なく!

激しいスポーツより、ゆる筋トレで血流UP!

激しいスポーツは、肌をサビさせる活性酸素を増やします。空き時間にちょこっとスクワットをするような “ゆる筋トレ” がベスト。脚の筋肉がポンプの役割をして、肌にも酸素や栄養を運びます。

たんぱく質不足で “皮膚粗しょう症” に

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一見きれいでも、皮膚の構造がもろくなっているのが “皮膚粗しょう症” 。コラーゲン線維やエラスチンなど、皮膚を支える基盤が劣化する30~40代は、たんぱく質が不足すると、肌がスカスカになりシワに。豆や魚、肉は毎食摂りましょう。

飲めても深酒は✖️。ビタミンC大量消費で肌老化

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ほろよい程度の飲酒は血流を促進しますが、飲みすぎは肌を傷めてオバ線に。肝臓でアルコールを解毒する際に、ビタミンCや亜鉛を大量に消費して肌は衰える一方に・・・。

寝る前スマホで朝まで眉間ジワくっきり

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電気を消して布団に入っても、スマホでSNSや欲しいモノチェック。これではまぶしくて眉間にシワが寄ったまま眠ることに。ブルーライトは睡眠の妨げにも。安眠なくしてハリ肌は作れません。

スマホは “顔の高さ” で肌をたるませない

スマホは、顔の高さまで上げて持ちましょう。下を向く時間が長いほど、アラフォーの顔を支える筋膜やじん帯がたるんで、ほうれい線やゴルゴ線のモトに。二重あごのたるみ線も、これで予防に。
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歳バレする首の横線は低い枕でシワなし!

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顔は若く見えても、歳がバレるのが首の横線。高い枕は眠っている間にあごをひいた体勢になり、首にシワが寄りやすい。首筋が伸びた状態になる低い枕を使って。顔同様に、毎日のケアで保湿も忘れずに。

視力に合う眼鏡で目周りのオバ線予防

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視力に合わない眼鏡をかけていると、遠くのものを見るときに目を細めてしまいがち。これが目尻や目の下の小ジワの原因に。度数の合っためがねやコンタクトレンズにして、無意識のダメ習慣をストップ。

ストレス解消法を多く持つほど老けない

老化を進める活性酸素を増やしたり、血流を滞らせるストレスは美容の敵。一人で、友達と一緒に、雨の日、晴れの日にできること。美肌のため、いろいろな解消法を持ってストレスのリセットを。
お肌のアンチエイジングは、毎日の良い習慣の積み重ねなのですね! 心も体もイキイキさせる生活習慣を心がけましょう。
イラスト/やのひろこ
(からだにいいこと2016年1月号より)