たるみ・二重あご 追放!骨を刺激する「あご拳固」で顔老化STOP

公開日:2020.12.9

更新日:2020.12.9

たるみ・二重あご 追放!骨を刺激する「あご拳固」で顔老化STOP

最近、顔の土台である「骨の老化」が、たるみや二重あごに大きく関係することがわかって来ました。骨に適度な刺激を与え、若返りホルモンをアップさせる「あご拳固」で、顔の土台から若返りを!

この記事の監修:山本慎吾さん・山本江示子さん

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左)山本慎吾さん
山本整形外科理事長・院長。医学博士。リウマチ科や抗加齢医療などに力を注ぐ。監修書に『朝1分!「顔の骨トレ」で10歳若くなる!』(青春出版社)。

右)山本江示子さん
美容皮膚科ソフトメディ代表取締役。自身の顔たるみに悩み「顔の骨トレ」を考案。有効性の実証と普及に努める。著書に『朝1分!「顔の骨トレ」で10歳若くなる!』(青春出版社)他。

顔の骨は加齢で減少、たるみ・二重あごの原因に!

「骨の体積は加齢により縮小します。そこで支えられなくなった脂肪は重力で垂れ下がり、たるみやシワが生じます」と話すのは、医学博士の山本慎吾さん。特に女性ホルモンが減少する40代前半からは、骨の萎縮スピードが加速していくことに。

恐怖!顔の骨は加齢で減少する

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全身の骨の中で最も老化が早い頭蓋骨。目や鼻の部分など穴が多く、そのフチやヘリから骨が減っていく。体よりも早く老化のきざし=目尻や口元のシワが気になるのは、これが理由。
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口元の骨が縮むことでマリオネットラインができ、下あごの骨が減って二重あごに。眼窩が拡大するため目の下がたるみ、鼻は横に広がってほうれい線がくっきり。すべて土台の骨が減ることで起こる。
「骨は顔の土台。骨密度を増やせば若返りにつながります」と、美容皮膚科ソフトメディ代表の山本江示子さん。

「顔の骨が縮んだりスカスカになったりすると、その上にのっている筋肉や脂肪に凹凸ができます。これがシワやたるみの正体。若々しい顔を保つには頭蓋骨の減少を食い止め、凹凸を作らないことが重要です」

たるみ・二重あごに!顔の土台から若々しくなる「あご拳固」

そのために必要なのが、骨への適度な刺激。骨を刺激すると、「オステオカルシン」が分泌されやすくなります。これから紹介する「あご拳固」で骨を刺激してオステオカルシンが増えれば、骨が若返り、あごのたるみが引き締まります。

オステオカルシンとは?

ここ数年、注目度が高まる「オステオカルシン」は、骨から分泌されるホルモン。血流にのって全身に運ばれ、脳や体を活性化する効果が期待できます。
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たるみ・二重あご対策に!「あご拳固」のやり方

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あご先から2cmほど奥のくぼみ(下あごの骨のキワ)にこぶしをあてる。あご先から耳の下まで、こぶしを少しずつ動かしていく。
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姿勢を正し、首をまっすぐに伸ばして口を軽く開く。にぎりこぶしをあごの中央裏側にあてて上下に動かし、歯を軽く3回噛み合わせる。
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にぎりこぶしの位置を少しずつずらしながら、1と同じ要領で1カ所あたり3回歯をカチカチする。最後は耳の下で噛み合わせて終了。

「あご拳固」でたるみがスッキリする理由

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骨に適度な刺激や圧をかけることで分泌されるホルモン「オステオカルシン」。「骨を作って」と命令するだけでなく、若さを保つ様々な働きをもっています。筋力や代謝もアップさせるので、顔だけでなく全身の若返りにつながります。
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上下のあごをつなぐ靭帯は加齢で衰えます。すると下あごが下がり、その重みがほうれい線やマリオネットラインの原因に。「あご拳固」で顎関節の骨を刺激すると、靭帯の弾力も回復。あごの骨が正しい位置に戻れば、フェイスラインもスッキリ。
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骨の代謝スピードは加齢とともに低下し、骨の形成が遅れがちに。「あご拳固」で骨に刺激を与えると、骨作りにブレーキをかけるホルモンを抑え、アクセル役のホルモンを分泌。結果、骨の減少が食い止められ、骨密度や骨質が高まります。
実際に「あご拳固」を含む顔の骨刺激を1カ月間続けると、50%以上の人で骨の質が改善し、オステオカルシンが増加。見た目年齢も若返るという結果が。

「あご拳固」はオステオカルシンが産生されやすいポイントを効率的に刺激し、少ない力で効果大。自律神経が整い血流も促進します。
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骨を作る機能の活発化を示す「骨形成マーカー」、骨を作る指令を出すホルモン「オステオカルシン」の両方が50%以上アップ。一方、骨の劣化を示す「ホモシステイン」が高くなった人は少なく、20%程度。

※21~64歳の男女28名が、毎日1回1分間、「あご拳固」を含む顔の骨トレを1カ月間継続。骨トレ前後の血液検査で骨形成マーカー、オステオカルシン、ホモシステインの量を測定。
たるみ、二重あごが気になる人は、今日から始めてみましょう!
撮影/福島章公 モデル/殿柿佳奈 イラスト/カシワギマリ