「二重あご」の原因は老廃物。セルフマッサージですっきり流す!

公開日:2020.11.9

更新日:2020.11.9

「二重あご」の原因は老廃物。セルフマッサージですっきり流す!

二重あごの主な原因は、顔まわりに溜まった老廃物。ケアしないとますます蓄積しやすくなります。そんな二重あご対策に、エステの手技を駆使したセルフマッサージを伝授します。

この記事の監修:出口アヤさん

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美容家。一般社団法人国際セルフエステアカデミー代表理事。年会費600万円の会員制エステサロンで店長を務めたのち、麻布十番で自身のエステサロンを開業。27年のキャリアを持ち、これまで20,000人以上を施術。プロセラピスト養成は400人を超える。エステの手技のほか、リラクゼーションや東洋医学など、美容と健康に関する様々な技術をマスターし、“次世代ゴッドハンド”とも呼ばれる。

ブログ:https://ameblo.jp/stop-aging/
オフィシャルサイト:https://deguchi-aya.com/
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近著『ビジュアルでわかりやすい 30秒セルフエステでオンナを磨く』(三笠書房)。

二重あごの原因は? 太っていてもいなくても現れる!?

年々気になりはじめる二重あご。ふと鏡を見たときや、写真を撮ったときなどに気になりますよね。

自分の顔を見て二重あごを確認すると、太ったことと結びつけがちですが、「二重あごの最大の要因はリンパのつまりによるもの」と、美容家の出口アヤさん。

「耳たぶのうしろにある耳下腺(じかせん)から、フェイスラインにかけて老廃物が蓄積すると、次第に脂肪へと変わり、それが二重あごとして現れるのです。他にも、悪い姿勢や生活習慣による顔の筋肉のつき方も関係しています。これらが原因の二重あごを改善するには、老廃物を流すマッサージが効果的。毎日続けることでリンパの流れも、顔の筋肉のつき方も変わってきますよ」
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また、二重あごは自分には関係ないと思っている人も、次の方法で鏡を見ると余分な脂肪が確認できるそうです。

「鏡を胸の位置で床と平行に持ち、頭を下げて鏡を見るだけ。顔の輪郭からはみ出たお肉は、二重あごの“予備軍”といえます。反対に、顔を上げて頭上で鏡を床と平行に持って見た顔こそが、余分なお肉が削ぎ落とされた本来の顔です。セルフマッサージでこの顔を目指しましょう」
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はみ出たお肉は、二重あご”予備軍”。
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二重あご改善マッサージで、理想の顔を目指しましょう。

すぐすっきり! 二重あご改善セルフマッサージのやり方

さっそく二重あご改善のセルフマッサージを紹介します。老廃物が溜まっている人ほど、数回でも効果を感じやすいでしょう。

マッサージを行う際は、肌の摩擦を軽くするために、滑りのよいオイルや乳液を塗って行いましょう。

マッサージ前の効果アップテク

マッサージでリンパの流れがスムーズになると、老廃物が排出され、直後から見た目の変化が感じられます。

効果をより高めるためには、リンパの通路を整えておくのがおすすめ。これはマッサージ前の準備体操的なもので、リンパの流れが格段にアップします。

(1)耳下腺に溜まったリンパをほぐす

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人さし指と中指の腹で耳のつけ根に押し当てるように耳をはさむ。その状態で耳を上下に小刻みに8回程度動かす。両手同時に動かしてOK。

(2)鎖骨リンパ節まで流す

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耳下腺(耳たぶの後ろにあるくぼみあたり)に、手のひらの付け根を押し当てる。
ここをスタート地点に、手のひら全体で首筋をなでるように、リンパが集まる鎖骨まで下ろす。
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最後は、鎖骨のくぼみに親指以外の4本の指を入れ、3秒程度グッと押す。両手同時に動かしてOK。
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二重あご改善に 3ステップの簡単セルフマッサージ

(1)フェイスラインをほぐす

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使う指は親指。人さし指と接する方の親指の側面を、あご下の骨の内側に引っ掛ける。残りの指4本は顔と平行にし、“バイバイ”をするように手のひらを左右に動かす。その反動で親指が動くので、あご下からえらを通り、耳下腺(耳たぶの後ろにあるくぼみ)まで、親指を移動させながらほぐす。

あご下から耳下腺までの移動を1回とし、顔の右側を3回、左側を3回行う。

(2)あご下から耳下腺まで親指で流す

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両手の親指をあご下に入れ、2本の指を少しずらす。親指の腹で、あご下から耳下腺まで、溜まった老廃物を持ち上げていくようにグーっと流す。このとき、指先の方向を耳に向けるとスムーズに流しやすい。顔の右側を3回、左側を3回行う。

(3)フェイスラインをはさんで流す

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顔の右側のマッサージには左手を使用、左側は右手を使います。手の甲がフェイスラインに沿うように引き上げます。
マッサージをする顔の反対の手を使う(顔の右側のマッサージには左手を使用)。人さし指と中指を曲げ、あごをはさむ。はさんだ指の側面で、あご下から耳下腺まで、フェイスラインを引き上げるように流し、耳まできたら、耳をはさんだまま上方向に3秒引っぱる。顔の右側を3回、左側を3回行う。
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耳まできたら、耳をはさんだまま上方向に3秒引っぱります。

二重あごの予防に効果的な生活習慣3つのポイント

(1)スマホやパソコンを見るときは下を向かない

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顔が下を向くと首とあごの距離が縮まり、行き場を失った皮膚がダブついてしまいます。スマホやパソコンを見るときは、背筋を伸ばして画面を目線の高さに合わせ、顔が正面を向くように心がけましょう。これに気をつけるだけでも二重あごの予防になります。

(2)シャワーは背面から浴び、顔を上向きにして髪を洗う

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シャワーを前から浴びると、どうしても下向きで髪を洗いがち。その姿勢ではあごを引いた状態になるため、二重あごを自ら作り出しているだけでなく、首のシワも刻まれてしまいます。おすすめは背面からシャワーを浴びること。髪の重みで顔が自然に上向きになり、首筋も伸びますよ。

(3)首の前側をストレッチする

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デスクワークや家事も下向き姿勢が続きやすくなります。そんなときは、いったん手を止めてストレッチを。両手を胸の前でクロスさせ、その手を下に引き下げるようにすると自然にあごが上がり、あご下から首筋、鎖骨の下まで伸ばすことができます。首の前側をストレッチすることで二重あご予防に。

スキンケアのついでに行って、いつまでもたるみのない自分に!

老廃物を排出するリンパは、血液を運ぶ血流とは違い、流れが遅くて詰まりやすいものなので、セルフマッサージで流す作業を促すことが大事と、出口さん。

「毎日マッサージしなくちゃ、と意気込んでしまうと面倒に感じてしまいますよね。でも、朝晩のスキンケアと一緒にセルフマッサージを組み込めば、1日最低2回は行えるはず。マッサージは続けることで効果が持続するので、スキンケアの“ついで”に取り入れてみてください。そうすれば、二重あごもすっきり。いつまでもたるみのない自分に自信が持てるようになりますよ! 自信はキレイを生むもとなので、ぜひ続けてみてくださいね」
撮影/山田英博 取材・文/峯島由衣 イラスト/カシワギマリ