そのUVケア、ムダかも!? 日焼けのシミ・シワ本気で防ぐなら「指2本塗り」で

公開日:2019.8.2

更新日:2019.8.5

そのUVケア、ムダかも!? 日焼けのシミ・シワ本気で防ぐなら「指2本塗り」で

日焼け止めを塗っているからと安心していませんか? でも、表示通りの効果を得るにはコツがあります。そして下手に塗ると、皮膚ダメージの方が強くなってしまうことも!
ほんの短時間のお出かけなら、日焼け止めはつけない vs たっぷりお出かけの日は、ムダ・ムラを防ぐ「指2本塗り」でしっかりカバー。正しくメリハリのきいたUVケアで、シミやシワのない肌に。

日焼け止め “塗ったつもり” で 紫外線を浴び放題!

日焼け止めを欠かさない女性は多いけれど、「効果的に塗れている人は、ごくわずか」と指摘するのは、皮膚科医の上田由紀子さん。
日焼け止めは正しい量を塗ってこそ、表示通りのSPF値・PA値の効果を発揮します。顔なら500円玉大の量が必要なのに、ほとんどの人が不足。しかも手のひらで塗ると、顔に塗ったつもりでほとんどが手に残ってしまいます。
 そこで効くのが「指2本塗り」。必要量がきちんと顔について効果を発揮します。逆にごく短時間の外出なら、塗らないでOK。肌を休めて美白に努めましょう。

陽に当たるのが1日10分以内→ 日焼け止めより肌隠し!

日焼け止めは落としにくいため、肌にとってはややストレス。ほぼ屋内で過ごす日は、塗らない選択も。
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1日10分ほど、街中など日陰の多い場所を歩く程度なら、日焼け止めは不要。顔はつばの広い帽子、体はショールなどで陽射しから守って。紫外線を通しにくい服を選ぶのも◎。
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日陰の多い場所でも、1日10分以上過ごす場合は日焼け止めを塗りましょう。
日差しの強い場所なら、短時間でも日焼け止めが必須。

UVのミニ知識 *「SPF」と「PA」って何?

日焼け止めに表示される「SPF」は日焼けを、「PA」はシミ・シワなど光による老化を防ぐ力のレベルを表します。SPFは50、PAは4段階で「++++」が最大値。

実践編 陽を浴びる【前】と【後】のケアでシミをつくらない!

美白をキープするカギは、紫外線を浴びる前後のケア。シンプルなのに効果バツグン!

【前ケア】日焼け止めは、「指2本塗り」が効く秘訣

日焼け止めを効果的に塗るコツは、肌が出ている部分にムラなく、指2本で塗ること。
街中で過ごすならSPF30・PA++程度、海や山ではそれ以上のタイプを選んで。
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日焼け止めを「手のひら」で塗ると約46%が手に残り、顔につくのはたった半量!
指2本で塗れば8割はしっかり顔につき、塗りムラも防げます。
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化粧水と乳液でしっかり保湿したら、手のひらに500円玉大の量(約0.8g)の日焼け止めを取る。これが顔全体に塗る必要量。
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中指と薬指の2本で日焼け止めを少しずつ手に取り、肌をこすらないように、優しく塗りのばす。耳が出る髪型の場合は、耳も忘れずに塗って。
スポーツなどで大量に汗をかかない限り、夕方まで塗り直しは不要。

【後ケア】高級コスメは必要なし。ワセリンだけで保湿

肌じたいに備わる紫外線への抵抗力を高めるために必要なのが、保湿。
陽を浴びたら保湿力が非常に高いワセリンで潤し、シミを防止!
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肌にほてりや痛みを感じる場合は、濡れタオルで肌がひんやりするまで冷やし、炎症を鎮めて。
特に肌に違和感がなければ、省略してOK。
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洗顔後、人差し指の先から第一関節ぐらいまでの量のワセリンを手に取り、顔全体に優しく塗りのばし、なじませる。量が足りなければ足し、顔全体がベタつく程度に。
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特定の成分に反応している場合の他、塗り方に問題があるケースも。例えば、ごしごしと力強く塗りこんだり、塗った後にきちんと落としきれていないと肌荒れを起こしがち。まずは皮膚科を受診し、原因を見つけて。
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食事で必要な栄養素をバランスよくとり、肌を健康な状態にすることで、肌に備わる紫外線防御機能が高まります。特にとりたいのはビタミンC、E、A。難しく考えず、野菜や果物を積極的にとれば自然に補えます。

この記事の監修

上田由紀子さん

皮膚科医。ニュー上田クリニック院長。アスリートを対象に、肌トラブルや紫外線に対する指導も行う。著書に『スポーツと皮膚』(文光堂¥4,860)。
撮影/阿部吉泰 モデル/島村まみ
(からだにいいこと 2015年8月号より)