この記事の監修:松原立恵さん
顔のたるみに効果的な「顔あげ経絡ながし」
「この経絡を活性化する『経絡ながし』は、顔のたるみ上げに特に有効です」と話すのは、東洋医学に詳しいモデル講師の松原立恵さん。
また、東洋医学の考えでは、顔と体はつながっているもの。「脾経」を流すストレッチは、まっすぐに立って体を伸ばすことで、内臓も顔も引き上がる効果が。「胃経」を流すストレッチはそけい部のリンパの詰まりをなくすことで、顎関節のゆがみやむくみが解消でき、たるみ上げに最も効果的な経路です。
経絡が整うと自然と立ち姿が美しくなり、顔を含む全身の筋肉も活性化して行きます。1回10秒を目安に、気がついたときに行ってみて。
10秒!顔あげ経絡ながしのやり方
脾経を刺激する
【2】かかと同士をつけ、親指に体重をのせてまっすぐ立つ。手のひらを組んで上に上げ、全身を10秒間引き上げる。
胃経を刺激する
【2】右脚を曲げて体重をかけ、左脚は後ろに引いて鼠径部を10秒間伸ばす。左右の脚を入れ替えて同様に行う。