この記事の監修
朝井麗華さん
胸から腹に逃げた肉を、元に戻せばスリムに
「体重を落とさなくても、コリほぐしと脂肪がつく位置を変えると、劇的にスタイルが変わります」と、経絡整体師の朝井麗華さん。
「下半身の脂肪は、骨格の歪みや重力によって胸から逃げ、下垂した肉。なで上げて本来の位置に戻せば下腹がへこみ、人魚のようなくびれが出現します。その上バストアップする、うれしいおまけつきです!」
「事前に『コリほぐし』を行うことで、外側についている脂肪が動きやすくなります。ペタ腹・くびれが早く作れて長もちするので、ぜひ『くびれ掘り』の前に行ってください」
「くびれ掘り」のやり方
準備:コリほぐし
右脇腹(ウエスト)の下に1.5ℓのペットボトルを置いて横たわり、1分間深呼吸。
呼吸のたびに自分の体重で自然と筋肉の深部までほぐれます。左側も同様に行って。
やり方
右脚をやや後ろへ引き、かかとを上げて立つ。その姿勢で右手のひらを太もも裏に密着させる。
手のひらで太もも裏に圧をかけながら、お尻まで脂肪をなで上げる。なで上げた脂肪を逆の手で受け止める動きを繰り返しながら少しずつ手を上へと移動させ、お腹まわりの脂肪を上に向かって流していく。
お腹、ウエストの脂肪もしっかりなで上げ、贅肉をバストへ移動する。デコルテまで贅肉をすくい上げたら、最後はブラのカップに周囲の肉を集めて入れ込むように脂肪を移動させる。
1~3を片側で30秒間行い、反対側も同様に行う。
(からだにいいこと2020年2月号より)